新たに3地域を『SAVOR JAPAN』として認定
農林水産省が、インバウンド需要を農山漁村へ呼び込むために創設した『SAVOR JAPAN』について、令和7年度に新たに3つの地域を認定することが発表されました。これにより、地域の食文化を強力にPRし、海外の旅行者にその魅力を伝えることを目的としています。
認定地域の紹介
今回認定された地域は、以下の3つです。
- - 山梨県 笛吹市: 笛吹市農泊観光ツーリズム推進協議会が地域の特性を生かし、農泊を含む観光資源を連携して発信。
- - 兵庫県 宝塚市: 株式会社エフエム宝塚が地域の独自の食文化を支える努力を展開しています。
- - 奈良県 明日香村: 一般社団法人大和飛鳥ニューツーリズムの取り組みにより、地域の食を通じた観光振興が期待されています。
各地域は、それぞれユニークな食文化を有しており、地域づくりの一環として、地元の特産物や料理を訪れる観光客に提供することを目指しています。
授与式の詳細
令和7年12月23日(火)の14時から、東京都にある農林水産省本省にて、認定証の授与式が行われます。この式典は報道関係者のみの参加となり、カメラでの撮影も許可されています。受付にて身分証明書を提示し、担当者の指示に従って取材することが求められます。
『SAVOR JAPAN』とは何か
「SAVOR」とは、英語で「味わう」「楽しむ」という意味を持ち、地域の食文化とその魅力を広く伝えるために設けられたネットワークです。農林水産省では、食と食文化の魅力を伝えることで、国内外からの訪問者を呼び込み、地域経済の活性化を図ることを目指しています。
認定ロゴマークの意味
新たに認定された地域には、特別なロゴマークが与えられます。これは日本の農産漁村の豊かな自然をテーマにしており、それぞれの土地で育まれた食文化や美しい風景を体験することを願ってデザインされています。ロゴには「山」「海」「田」「畑」「川」、そして「箸」といったモチーフが使用されいて、韓国の遊び心と訪問者への歓迎の意を込めています。
今後の展開
各地域は、『SAVOR JAPAN』の認定を受けたことにより、一層のPR活動を展開していく予定です。これにより、地域の農産品や特産物を国内外にアピールし、観光の振興と経済の活性化を図ることが期待されています。また、農山漁村における多様な食体験が提供されることで、訪れる観光客にとっても新たな魅力となるでしょう。
農林水産省の取り組みは、地域の特性を大切にしながら持続可能な観光の在り方を模索するものです。これからの『SAVOR JAPAN』に注目し、地域の食文化に触れる旅をお楽しみください。