エフピコとアークスグループ、地域のエコリーダーを目指す
2025年2月17日、エフピコ株式会社と株式会社アークスが共同記者会見を行い、地域に根ざしたエコ活動を推進することを発表しました。この取り組みは、アークスグループが展開する372店舗を通じて、使用済み食品トレーやペットボトルの回収と再利用を進め、持続可能な社会の実現を目指すものです。
リサイクルの新たな形「ストアtoストア」
エフピコとアークスは、それぞれの強みを活かして「トレーtoトレー」や「ボトルto透明容器」という水平リサイクルを進めています。この方法は、使用済みの資源が新たな容器へと生まれ変わり、再び商品として販売される仕組みです。エフピコが開発したエコ製品は、エコトレー、エコAPET、エコOPETなど、多岐にわたります。
このリサイクルプロセスにより、地域の皆様から持ち込まれた食品トレーがエフピコで再資源化され、売り場で再使用されることで、循環型社会の実現に寄与します。この取り組みによるCO2排出量の抑制は2025年には年間約3,800トン、2026年には4,000トンに達する見込みです。
環境啓発イベントと地域教育
エフピコとアークスは、リサイクル教室などの環境啓発イベントを通じて、地域社会とのつながりも大切にしています。地域の小学校を対象にした出前授業を行い、子どもたちの環境意識を育てる活動も行っています。
持続可能な循環型社会の構築には、地域の協力が不可欠です。店舗での回収ボックスを通じて、みんなが参加できるリサイクルを促進し、地域全体が環境意識を高めることに貢献します。
エフピコとアークスグループの背景
エフピコは、福祉や環境に配慮したリサイクル事業を展開する国内最大手の食品容器メーカーです。1962年に設立され、持続可能な社会を実現するため、様々な取り組みを行っています。公式サイトは
こちら。
一方、アークスグループは2002年に設立され、北海道、東北、北関東で372店舗を運営する地域密着型の流通グループです。組織の理念である「地域のライフラインとして価値ある商品・サービスを低価格で提供」という使命のもと、持続可能な運営を進めています。詳細は
こちら。
未来を見据えた取り組み
エフピコとアークスの提携は、エコ意識の高い地域づくりを進めるためのものです。持続可能な社会を形作るために今後も、地域の皆様とともに環境保護活動を強化していくことを約束しています。
今後もこの取り組みに注目し、皆でエコ活動に参加していきましょう。