個人投資家との新たな関係構築を目指すセミナー開催
2025年12月10日(水)、電通PRコンサルティングとミンカブ・ジ・インフォノイドが共催する「個人投資家に響くIR情報発信戦略セミナー」が開催されます。このセミナーは、上場企業のIR・広報・マーケティング担当者を対象としており、新たに台頭してきた個人投資家とのコミュニケーションの重要性に焦点を当てています。
セミナーの背景と目的
近年、個人株主が増加し、2024年度末にはその人数は約1,599万人に達する見込みです。こうした中で、企業は「安定的株主」だけでなく、「製品・サービスの利用者」としての個人株主の存在を重要視し始めています。そのため、IR活動は従来の機関投資家中心から個人投資家へとシフトしていく必要があります。
IR活動は従来、財務や業績に関する情報を中心に展開されていましたが、最近では生活者への発信が重視されるようになりました。IRとPRの境界が曖昧になり、両者の融合が不可欠な時代が来ているのです。このセミナーでは、企業がどのように個人投資家と向き合い、新たな関係を築いていくかを議論します。
登壇者について
本セミナーには、カリスマトレーダーのテスタ氏、第一生命ホールディングスの齋藤信也氏、三菱UFJ信託銀行の市橋哲也氏など、著名な投資家や専門家が参加します。彼らは「株主対話からファン形成へ」というテーマのもと、個人投資家との効果的なコミュニケーション戦略について議論を展開します。
法務セッションと新サービスの紹介
さらに、法律面に関するセッションも設けられており、京都アカデミア法律事務所の岡本哲也弁護士が、SNSやインフルエンサーを通じた情報発信のリスクや留意点を解説します。この法務セッションでは、個人投資家とのコミュニケーション戦略をより安全に進めるための知識が提供される予定です。
加えて、電通チームやミンカブの専門家による新しいサービス「IRwith PR」の紹介も行われ、企業のIR・広報活動の効果を可視化するための取り組みについて説明されます。この新サービスは、トラフィックデータや報道量を分析し、IR活動が投資家にどのように影響しているかを測定します。
セミナー概要と参加情報
- - セミナー名: 個人投資家に響くIR情報発信戦略セミナー
- - 日時: 2025年12月10日(水)13:00~14:40(受付12:30~)
- - 場所: 電通本社ビル1F 電通ホール(汐留)、及びオンライン配信(Zoom予定)
- - 定員: 会場参加100名(抽選)、オンライン最大500名(先着順)
- - 料金: 無料
本セミナーは、企業担当者だけでなく、一般の方々にも広く視聴可能な内容となる予定です。将来的に、このセミナーの模様はダイジェスト版としてテレビやウェブで配信されます。詳細は後日発表予定です。
申し込み方法
参加希望者は、以下のリンクより申し込みが可能です。
https://prx.dentsuprc.co.jp/seminar/ir_pr_2512
申し込み締め切りは、会場参加が12月4日(木)23:59、オンライン参加が12月9日(火)13:00です。
企業が個人投資家との関係を深めるための手法を学びたい方は、ぜひ参加をご検討ください。新たな情報発信の戦略を手に入れるチャンスです。