2025年7月号「エスティマーケットレポート」で知る都心の不動産動向

「エスティマーケットレポート」2025年7月号が登場

株式会社estieが発表した最新の不動産マーケット動向レポート「エスティマーケットレポート」2025年7月号が、都心5区（千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区）のオフィス物件の需給バランスを詳しく分析しています。本号では、特に「虎ノ門」エリアを注目のサブマーケットとして取り上げています。

都心5区の募集面積の変化

2025年6月のにおける都心5区のオフィス物件について、いくつかの重要な変化が見受けられました。特に募集終了面積は前月比で11.6%減少し、総面積は90,995坪となりました。一方、新規募集面積も4.7%減少し、81,767坪となっています。このように、全体的な募集面積のストックは前月比で1.7%減少し、536,095坪となりました。特筆すべきは、新宿区の新規募集面積が67.6%減少した一方、募集終了面積は202.3%も増加したことです。このデータから、新宿区ではかなりの募集面積の解消が進んでいることが改めて確認できました。

注目サブマーケット「虎ノ門」

続いて、虎ノ門エリアに目を向けてみましょう。このエリアでは新規募集面積が17,222坪に達し、非常に高い割合を示しています。虎ノ門エリアの総貸付可能面積は502,293坪ですので、新規募集面積の割合はなんと3.43%にも上ります。この背景には、2027年10月に竣工予定のTORANOGATEが大きな影響を与えていることが考えられます。このような新しい供給の波が、虎ノ門エリアの価値をさらに高めることでしょう。

賃貸オフィス不動産に関心がある方に

「エスティマーケットレポート」は、都心5区やサブマーケットの賃貸オフィスに関する需給動向を知りたい方々にとって、大変役立つ情報源です。実際にどのようなデータが「estie マーケット調査」で確認できるのかを理解するためにも、レポートの閲覧をぜひご検討ください。レポートへのアクセスは以下のリンクからどうぞ。

レポートのダウンロード

レポートをダウンロードするには、公式サイトからお申し込みが必要です。「estie マーケット調査」のサービス概要もぜひご確認ください。このサービスはオフィス賃貸業に必要な情報を集約した、業界最大級のデータ基盤です。そのため、多くの大手デベロッパーにご利用いただいています。データは全国8万棟/40万フロアの建物情報、500万坪の募集情報、24万件の賃料情報など、非常に網羅的です。このような質の高いデータを基に、不動産事業者の意思決定をサポートしています。

まとめ

estieは、不動産市場のデジタルシフトを推進し、業界全体の効率を高めることを目指しています。賃貸オフィス不動産に関心がある方には「エスティマーケットレポート」が非常に有益な情報を提供するはずです。ぜひ、公式サイトを訪れて、最新のデータを手に入れてください。これからの不動産市場の動向を把握し、投資や業務に役立てていきましょう。