唐津ミツバチ体験
2025-10-10 10:00:34

唐津市で体験!自然と共生するミツバチプロジェクトの魅力

唐津市で体験!自然と共生するミツバチプロジェクトの魅力



2025年10月4日、佐賀県唐津市相知町横枕にある「自然共生サイト」で、NPO法人唐津Farm&Foodが主催した採蜜体験が行われました。このプロジェクトには、地元住民や唐津南高校、相知中学校の生徒たちが参加し、世代や地域を超えた交流を通じて自然との共生について学ぶ機会が提供されました。

「唐津ミツバチプロジェクト」の目的


「唐津ミツバチプロジェクト」は、地域の里山環境を保全し、人と自然が共に豊かになることを目指す活動です。NPO法人唐津Farm&Foodは、このプロジェクトを通じて「ネイチャーポジティブ」な地域循環型の学びと交流の場を提供しています。この日は、地元の自然に触れながら、ミツバチの生態やその重要性を学ぶ時間が持たれました。

採蜜体験と希少な百花蜜


採蜜の舞台となったのは、地域の里山で花々から集められたニホンミツバチの百花蜜です。淡いバラの香りと優しい甘さ、そしてほんのりとした酸味を感じられる軽やかな風味が特徴で、参加者たちはその自然の恵みを共有しました。昨年の味わいが再現され、みんなでその豊かな味わいを楽しみました。

ひまわりの栽培で支える生態系


また、今年は夏の蜜源植物としてひまわりを栽培しています。これにより、地域資源を活かした循環的な生態系づくりが進められています。花の咲く時期や気候変動の影響を観察しながら、人と自然が支え合う風景を作ることに取り組んでいます。唐津Farm&Foodはこうした小さな取り組みの積み重ねが「ネイチャーポジティブ」社会の実現に寄与すると考え、持続的な活動を続けています。

自然共生サイト米の魅力


今年は、唐津市で初めて自然共生サイトに認定された「相知町横枕自然共生区域」で、生産された「自然共生サイト米」の初収穫も行われました。耕作放棄される予定だった田んぼを再生し、多様な生きものと稲が共に育つ環境で育てられたこのお米は、自然の水と土が育む風味豊かで栄養価の高い一品です。ぜひ、その香りと里山の恵みを味わってみてください。

未来に向けた取り組み


唐津Farm&Foodは、今後も地域住民、教育機関、行政、企業と連携した環境教育(ESD)や生物多様性保全活動を展開していく予定です。「地域の自然を守りながら、人が学び・働き・暮らす循環のモデルをつくる」というビジョンのもと、次世代への自然環境の継承とネイチャーポジティブ社会の実現に向けた活動を強化していきます。

この「唐津ミツバチプロジェクト」は、参加者にとって生きた環境学習の一環であり、未来への大切な架け橋となっていることがわかります。地元のミツバチや自然と共生するこの活動に是非参加して、素敵な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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