青山学院大学が手がける新たな教育プログラム
公認会計士の業務環境が大きく変わる中、ブリッジコンサルティンググループ株式会社と青山学院大学社会情報学部の連携により、新たな教育プログラム「ADPISA-CPA」が誕生しました。このプログラムは、AIやITスキルの習得を目指し、公認会計士に特化した内容となっています。
プログラムの背景
私たちが暮らす現代のビジネスシーンでは、デジタル技術の進展が不可避です。特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAIの活用は経営戦略において中心的な役割を担っており、公認会計士も例外ではありません。新しいスキルを持つことが要求される今、今回の取り組みは、まさに時代のニーズに応える成果と言えるでしょう。
ADPISA-CPAの特長
「ADPISA-CPA」の最大の特徴は、実践的な内容にあります。プログラムは、公認会計士が日常業務に役立つAI・DX関連の知識を体系的に修得できるように設計されています。受講者は、次のようなカリキュラムを通じて、情報システムの基礎から始まり、プロジェクトマネジメントまで幅広く学ぶことができます。
カリキュラム内容
現代の情報システムに関する理解を深める。
- - チェンジを推進するビジネスアナリシス:7.5時間
DXの実行に向けた基本知識を学ぶ。
- - 価値を実現するためのプロジェクトマネジメント:7.5時間
DXを通じた価値実現を目指すためのスキルを獲得。
- - セキュアで統制された企業と情報システム:7.5時間
時代のセキュリティやコンプライアンスを学ぶ。
アルゴリズムやプログラミングなど、基礎的な情報処理の知識を習得。
これらのコースを修了後、受講者には青山学院大学から履修証明書が授与され、正式に学歴・履修欄に記載可能な証明が得られます。これは、公認会計士がさらなるキャリアアップを狙う際に大きなアドバンテージとなるでしょう。
新たな専門家の養成へ
青山学院大学の社会情報学部は、これまでもAIやDXに関連する人材を育成する実践型プログラム「ADPISA」を展開しており、この度の公認会計士向けプログラムはその延長線上に位置づけられます。教育分野と産業界の連携が進むことで、実践的なスキルを持つ人材が増え、日本経済全体の発展に寄与することが期待されます。
ブリッジコンサルティンググループは、専門性の高い公認会計士特化型のプラットフォーム「会計士.job」を運営し、企業成長や事業承継支援を行っています。今後もこのような教育プログラムを通じて、会計士の業務効率化や生産性向上に寄与していく方針です。
最後に
AIやITスキルが求められる時代において、公認会計士が新しいスキルを習得することは、キャリアの可能性を広げるだけでなく、経済の発展にも寄与します。青山学院大学とブリッジコンサルティングの共同開発による「ADPISA-CPA」は、その新たな扉を開く重要なプログラムと言えるでしょう。興味のある方はぜひこの機会にご利用ください。