岡山大、脱炭素WG開催
2025-11-05 02:20:29

岡山大学がカーボンフットプリントWGを開催、地域企業との連携強化へ

岡山大学がカーボンフットプリントWG開催



2025年10月17日、岡山大学にて「カーボンフットプリント起点の価値創造ワーキンググループ(CFP Nexus WG)」の第3回が行われました。この取り組みは、地域企業の競争力を高め、グリーントランスフォーメーション(GX)を実現することを目指しており、産学官金の関係者が一堂に会し、意見交換を行いました。

イベントの概要



この日は約40名の参加者が集まりました。参加者には企業の関係者、研究者、学生、さらには金融機関の担当者まで多岐にわたりました。まず、岡山大学研究・イノベーション共創機構の副本部長である舩倉隆央氏が、このワーキンググループの目的を説明しました。

続いて、中電環境テクノス株式会社から高田舜也氏が登壇し、同社の脱炭素支援サービスについて詳しく紹介。省エネ診断やCO₂排出の可視化、SBTの認定支援、さらにはカーボン・オフセット支援など、企業の脱炭素経営を幅広く支援しているとのことです。高田氏は特に地域企業との協力の大切さを強調し、岡山大学の「カーボンフットプリントチャレンジ」にも積極的に参加していることを伝えました。

カーボンフットプリントチャレンジ



岡山大学経済学部の学生たちが、岡山県商工会連合会およびシバムラグループとの連携で進めている「カーボンフットプリントチャレンジ」についても報告がありました。天王寺谷達将准教授が、学生たちの取り組みや協働の成果を説明したことで、参加者からは熱心な反応が寄せられました。

意見交換の活発化



最後に舩倉副本部長が「消費者にとってわかりやすいCFP表示の在り方」をテーマに議題を提供し、その後に参加者たちが多様な意見を交わしました。このワーキングでは、単なるCO₂排出量の算定を超えて、CFPを起点とした新しい価値創出の可能性が一層鮮明になりました。

今後の活動



岡山大学は、今後も地域企業や支援機関との連携を深め、実践的な脱炭素化とイノベーションの推進を続けていく方針です。地域に根ざした特化した研究大学としての取り組みに期待が寄せられています。

カーボンフットプリントとは



カーボンフットプリントは、製品やサービスの原材料の調達から廃棄、リサイクルに至る全過程で排出される温室効果ガスの量をCO₂換算し、製品に表示します。これにより、消費者が環境への配慮を行いやすくする仕組みです。

参加する意義



岡山大学の活動に参加することは、地域社会における環境問題解決への大きな一歩となります。また、学生や企業の方々が知識を深め、持続可能な社会の実現に向けての意識を高める貴重な機会となるでしょう。

これからも岡山大学のカーボンフットプリントを起点としたさまざまな取り組みに注目していきたいと思います。


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