鶴岡市立朝暘第五小学校でのWi-Fi環境の改善
鶴岡市教育委員会が教育環境の向上を目指して導入したバッファロー製のWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AXETR」により、鶴岡市立朝暘第五小学校は、ストレスのない快適な無線環境を実現しました。この新たな取り組みは、学校内の全ての教室、廊下、児童の学習エリアにおいて、教員と生徒が無線LANに接続できることを可能にしました。
鶴岡市立朝暘第五小学校の歴史
今回の導入先である鶴岡市立朝暘第五小学校は、今年で150周年を迎える歴史ある教育機関です。373名の児童が学ぶこの小学校は、地域に根差した教育を行っており、最近では新たに完成した校舎が話題です。その設計は、地場産材を用いた内装と、近代的な鉄筋コンクリートの外観が特徴で、地域住民にとっても訪れやすい空間となっています。さらに、新しい校舎は学童保育所や屋上のヘリポートも併設されており、地域住民の拠点としても機能しています。
教育環境のICT化
このプロジェクトの中心を担ったのが、教育委員会の設計担当者とICT担当者です。彼らは令和3年から1年以上にわたり、校舎の設計からICT環境の整備までを慎重に進めてきました。その成果として、すべての教室で快適なWi-Fi環境が整い、教員が使用するタブレットやPCをはじめ、生徒全員のデバイスが問題なく接続できるようになりました。この新しいネットワーク環境は、今後の教育現場におけるICT活用のスタンダードとなることでしょう。
導入されたネットワーク機器
鶴岡市教育委員会が採用した主な機器は以下の通りです。まず、「WAPM-AXETR」は、法人向けに設計されたWi-Fi 6Eに対応したトライバンドアクセスポイントです。速度は2401+1201+573Mbpsに達し、ストレスのない接続環境を提供します。次に、Wi-Fi 5に対応した「WAPM-1266WDPRA」も導入されており、866+400Mbpsの速度で、耐環境性能にも優れています。また、ネットワーク管理をサポートする「WLS-ADT/LW」も使用されており、これにより学校全体のネットワークが効率的に運用されています。
未来に向けて
このようにして構築されたWi-Fi環境は、鶴岡市立朝暘第五小学校にとって新たな学びの場を提供するものであり、今後もさらなる教育のICT化が期待されています。この実践が他の学校にも広がり、全国の教育環境の向上へとつながることを願っています。
学校や地域にとっても重要な拠点となるこの新校舎は、教育の未来を切り開く重要な一歩となるでしょう。バッファローの最新技術を活用したこの取り組みを、今後も注視していきたいところです。