東京・南青山に新たなカフェ「LA & LE」誕生。フランス・パリの老舗文化を体現する場所

南青山に誕生する新たなるカフェ「LA & LE」

2026年春、東京・南青山にオープン予定のカフェ「LA & LE（ラ・エ・ル）」が注目を集めています。このカフェは、フランスの老舗カフェ「Café de Flore（カフェ・ド・フロール）」の文化を日本に持ち込む試みとして、特に話題です。フランス・パリの歴史あるこのカフェで、初の外国人ギャルソンとして20年以上もサービスを提供してきた山下哲也氏が、新会社トウキョウイットの代表としてこのプロジェクトを推進します。

山下哲也のビジョン

山下氏は「食を通じて人々がつながる場所」を目指しています。彼は「お店に足を運ぶたびにワクワクする、そんなカフェが今の東京にはあるでしょうか？」と語り、東京の都市文化の中に新たな価値を盛り込むと述べています。彼のビジョンは、飲食業界を越え、文化の交差点を提供することにあります。

「人」を主役に据えたカフェ

「LA & LE」は、「人」が中心となる新しい飲食体験を重視しています。株式会社バルニバービは「食から始まる地方創再生」を掲げ、地域の特性を活かしたレストラン作りに尽力しています。このプロジェクトには、新たな文化を提供するカフェとしての役割が期待されています。そのため、単なる飲食の場を超えて、異なる人々が交わる場所として設計されています。

フランス文化の再現

「LA & LE」という名前自体にも意味があります。「le（男性名詞）」と「la（女性名詞）」の融合を象徴し、男女の共存や文化の交わりを通じて新たな価値を生み出すという考え方を反映しています。このカフェは朝のエスプレッソから夜のステーキまで、幅広いメニューで訪れる人々の感性に寄り添うことを目指しています。