経営者視点を社員全員が体感!株式会社理学ボディの新教育法
株式会社理学ボディ(東京都渋谷区、本社)の代表取締役、木城拓也氏は、社員が健全な経営観を身に着けることの重要性を強調し、全社員を対象とした「全員予算組・予実管理ゲーム」を全社会議で導入しました。このシミュレーションワークは、具体的なビジネスシナリオを通じて社員に経営視点を体感させる画期的な教育プログラムです。
背景
現代のビジネス環境では、単に各部署の専門性を向上させるだけではなく、社員一人ひとりが全体の経営状況を把握し、全体最適を追求することが求められています。理学ボディは、全国的に整体院を展開する中で、社員が各自の役割を超えて経営全体を理解することの重要性に気がつき、今回の取り組みを開始しました。
ゲームの概要
このシミュレーションでは、参加者が複数の役割に分かれ、各自の立場から経営に関する仮説を立てていきます。初めに、参加者は与えられた条件を基に売上見込みや経費、営業利益を考えます。次に、同じ役割の他のグループと情報を交換し、全体の状況を把握します。最終的にはそれを基に再度考え直し、より現実的な数字を導き出します。
この手法によって、参加者は情報共有の重要性や、経営における多様な視点を深く理解することが可能になります。特に、役割間の情報交換によって、自部門だけでなく他部署の状況にも目を向けることが促され、戦略的な思考が引き出される構造です。
学びの内容
参加者はこのワークショップを通じて、以下のような貴重な学びを得ます:
- - 部分最適から全体最適へ:自部署の利益だけを追求することなく、会社全体の利益を考える視点が養われます。
- - 経営指標の交錯する関係性の理解:売上や経費がどのように互いに影響し合うのかを実践的に学び、他の業務の重要性を認識します。
- - 情報共有と協力の重要性:異なる役割の視点を共有し、協力することでより良い経営判断が可能になることを体感します。
参加者の声
社員からは「実際にゲームを体験することで、経営に対する理解が深まりました」との声や、「隣の部署の予算が、どう自部署や会社全体に影響を与えるのかが分かるため、変わるべき点が見えました」といった感想が寄せられています。これにより、社員同士のコミュニケーションも活性化し、組織全体の士気向上にも寄与しています。
未来の展望
理学ボディは、この「全員予算組・予実管理ゲーム」の実施を通じて、全社員の経営視点を高める努力を続ける意向です。そして、将来的にはこのプログラムを外部企業にも提供し、日本のビジネスパーソン全体の経営リテラシー向上に寄与することも視野に入れています。
私たちの業務がやがてどのように成長していくのか、その道筋が明確になることでしょう。株式会社理学ボディは、社員一人ひとりの成長を促し、より良い組織づくりを目指して邁進します。