最近、株式会社RevCommが楽天モバイル向けに新たな音声解析AI「MiiTel RecPod」と「MiiTel Meetings」の提供を開始しました。これにより、対面会話やWeb会議などのすべての口頭コミュニケーションをビッグデータ化するサポートが可能になります。
RevCommは、東京都千代田区に本社を構える企業で、AIと音声技術を活用してコミュニケーションの課題解決に取り組んでいます。その中心を担う「MiiTel」シリーズは、電話、オンライン面談、対面会話といった多様なコミュニケーション手段を網羅し、録音・文字起こし・議事録作成といった機能を一貫して提供します。加えて、感情分析や話し方解析といった高度な分析機能も備えています。これにより、企業は社内のコミュニケーションをデータとして蓄積し、営業やカスタマーサクセスの向上に寄与することができます。
新たに導入された「MiiTel RecPod」と「MiiTel Meetings」は、法人のお客様に対して、電話のみならず、対面会話とWeb会議の解析も行うことが可能です。これにより、従来の電話会話解析の枠を超えた幅広いコミュニケーションのビッグデータ化が実現し、営業活動をより一層効率化します。
RevCommの代表取締役、会田武史氏は、楽天モバイルと連携できることを大変嬉しく思っており、今後の展望についても期待を寄せています。「MiiTel」を通じて、多くの企業が営業組織を高度化し、プロダクト開発やマーケティングにおける意思決定を速やかに行えるようになります。
また、生成AIの発展により、MiiTelに蓄積された音声データを生かして、各企業が独自のモデルを構築する動きが出てきています。これは音声を資産として捉え、競争優位性を高める新たな時代の幕明けを感じさせます。
RevCommは「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」という理念をもって、さらなる価値提供を目指します。彼らのMiiTelシリーズは、音声解析という新しい形で企業の売上向上や生産性向上、働き方改革に貢献することでしょう。
株式会社RevCommは、2023年4月にアジア企業としては唯一、米国の「Forbes AI 50 2023」に選出され、さらにデロイト トーマツ グループによる「Technology Fast 50 2022 Japan」で1位を受賞するなど、実績も豊富です。
オフィスは東京都千代田区の丸の内ビルに位置し、AIと音声を駆使したソフトウェアとデータベースの開発に注力しています。企業として、コミュニケーション課題の解決を推進しつつ、さらなる革新を目指す姿勢は、今後も多くの注目を集めることでしょう。