meviy新機能強化
2025-11-17 12:00:38

2025年・meviyの新機能で切削加工がさらに効率化!

2025年・meviyの新機能で切削加工がさらに効率化!



2025年11月17日、株式会社ミスミグループ本社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」が、切削加工分野における新機能「寸法・公差一括追加機能」を強化することを発表しました。この新機能は、設計者にとっての大きな利点となり、業務全体の効率化を促進します。

機能強化の背景とは?



近年、機械部品の設計や製造現場では、効率的な管理が求められています。装置や設備に使用される部品には、多くの穴が開けられるベースプレートなどがあり、これらの部品にはそれぞれ異なる寸法公差を指定する必要があります。従来の方法では、1つずつ寸法や公差を設定する必要があり、大きな手間や時間を要しました。こうした課題を解決するために、多くのお客様から「公差をまとめて指定してほしい」という要望が寄せられていました。

新機能の詳細



「寸法・公差一括追加機能」では、設計者は基準となる穴をもとに、各穴種について寸法や公差を一括で設定できるようになります。この変更により、見積もりや設計にかかる時間が大幅に削減されることが期待されています。具体的には、過去に設定された公差値を保存しておくことで、次回以降の入力が不要になり、さらに利便性が向上します。

導入手順



この新機能の利用は非常にシンプルです。まず「寸法・公差一括追加」ボタンを押し、ダイアログ内で公差を設定します。設定後に「更新」を行うと、選定した範囲内で一括設定されます。

実際にこの機能を用いて見積もりを行うことで、例えば精度穴12個、タップ穴36個、ストレート穴8個を持つベースプレートの寸法公差を設定する際、従来の方法と比較して大幅な時間短縮を実現可能です。

今後の展望



ミスミは、このような革新的なサービスを通じて、IA(インダストリアル・オートメーション)産業のお客様に対し、よりグローバルな時間価値の提供に努めていきます。サービス開発には設計・製造現場からのフィードバックを積極的に取り入れ、さらなる機能の向上を目指します。

meviyサービスの可能性



meviyは、機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もりを行い、デジタル製造システムによって最短1日での出荷も可能にしています。この革新的なプラットフォームは、多くの利用者にとって生産性向上の鍵となることでしょう。

4年連続で国内シェアNo.1を達成し、さらに第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞したmeviyは、この勢いで国際的な展開も進めています。今後も部品調達のデジタルトランスフォーメーションを推進し、より多くの企業の効率化に貢献することでしょう。

まとめ



新たに強化される「寸法・公差一括追加機能」により、meviyは設計者にとって必須のツールとなります。次世代の部品調達のあり方を変革し、業界の生産性を向上させるため、ミスミは引き続き革新を追求し続けます。この新たな機能がもたらす未来に期待が高まります。


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