AI翻訳の先駆者ロゼッタ、新たなCOOを迎えさらなる成長へ
株式会社メタリアルのグループ企業であり、国内市場でNo.1のAI翻訳サービスを提供する株式会社ロゼッタは、2023年7月1日付で元サイバーリーズンの小山哲也氏をAI Experience カンパニーの最高執行責任者(COO)に迎え入れたと発表しました。ロゼッタは、AI翻訳分野においてのリーディングカンパニーとして、新たなリーダーシップのもとでさらなる成長を目指しています。
小山哲也氏のプロフィールとキャリア
小山氏は1999年にSAPジャパンに入社し、そこから数々の優れた業績を残してきました。彼は外資系IT企業での営業責任者としての経験を豊富に持ち、サイバーリーズンでは日本市場における戦略策定と実行を牽引し、国内シェアのNo.1を達成した実績があります。また、シンガポールでのアジア太平洋地域向けの営業責任者としても活躍し、グローバルな視野を持つビジネスリーダーとして知られています。
メタリアルの新たなビジョン
小山氏がロゼッタに参加した背景には、メタリアルの「テクノロジーの力で言語や境界を超え、社会の本質的な課題に挑む」というビジョンがあります。彼は、顧客体験の設計、業界別のGo-to-Market戦略、誠実なブランディングが競争優位を決定づけると考えています。新たな視点と価値観を持ち込むことで、ロゼッタは技術の可能性をより一層引き出すことが期待されています。
ロゼッタの成長戦略
ロゼッタは、AI翻訳市場において様々な挑戦を続けており、特に最近では非アクティブだった市場から価値あるパイプラインの創出に注力しています。小山氏がCOOとして加入することにより、営業体制の再構築が図られ、新たな成長が期待されています。メタリアル・グループのCEO五石順一氏は、小山氏のリーダーシップが「AI Experience カンパニー」の営業組織を革新し、さらなる飛躍を促進することを確信しています。
具体的な施策
小山氏は、AIや大規模言語モデル(LLM)が各業界で実装される中で、「どう使われるか」が問われる時代において、ロゼッタが提供する価値を最大化するための戦略的アプローチを推進します。具体的には、顧客の潜在ニーズを掘り下げ、個社の社内用語を自動で翻訳結果に反映させるなど、製品のカスタマイズ化を進めることが挙げられます。
今後の展望
小山氏が経営チームに加わることで、ロゼッタは新たな市場機会を捉え、ビジネスのスピードを向上させるとともに、非連続な成長を加速することが期待されています。AI翻訳の技術革新は止まらず、ロゼッタは常に進化し続ける翻訳プラットフォームとして、社会的インパクトを追求していく姿勢を見せています。今後のロゼッタの挑戦が楽しみです。