物流DX協業開始
2025-09-04 13:57:21

シーイーシーとソニーが物流DXで使いやすい環境を創出開始

株式会社シーイーシー(シーイーシー)とソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は、物流業界に向けた新たなソリューション連携を発表しました。この協業は、SSSが提供するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」を中心に、シーイーシーが開発した物流効率化ICTソリューション「LogiPull」と統合し、より効果的な物流管理を実現することを目指しています。

背景


シーイーシーは20年以上にわたり、物流業界向けのシステム提供に取り組んできました。特に、近年はトラックドライバーの長時間労働を解消するためのソリューションに力を入れています。一方で、SSSは高性能なイメージセンサー技術を活かしたエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」を開発し、さまざまな業界のDX化を促進しています。この両者の協力により、より多くの業務課題を効率的に解決することが期待されています。

新システムの概要


新たに提供される「LogiPull」バース管理システムは、トラックの荷待ちや荷役作業の時間を自動的に記録できる機能を備えています。このシステムにより、荷待ち時間や作業時間を人手を介さず正確に把握し、不要な待機時間の削減が可能になります。この技術は、2024年4月から物流業界に適用される時間外労働の上限規制にも対応しており、業者にとっては非常に有益なツールとなることが予想されています。

システムの特長

「LogiPull」バース管理システムの特長として、以下のポイントが挙げられます:
  • - トラックの流れを可視化:AITRIOSの高性能AIカメラがトラックのナンバープレートを認識し、入退場の管理を行います。
  • - 自動データ取得:荷待ちや荷役作業の時間を自動的に記録することで、手入力によるミスを防止します。
  • - 運用に合わせたカスタマイズ:事業者の規模に応じた柔軟な導入が可能です。

今後の展望


シーイーシーは、2025年に「LogiPull」と「AITRIOS」の連携によるさらなるソリューション連携を計画しており、物流業界を超えた多様な業種への展開も視野に入れています。また、マーケティング分野でも協業を進め、「国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO」などへの出展を通じて、新たな取引先の開拓を行う予定です。

展示会情報


この展示会では、LogiPullとAITRIOSの連携による実績デモが行われる予定です。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
  • - イベント名:国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO
  • - 日時:2025年9月10日(水)~12日(金)10:00~17:00
  • - 場所:東京ビッグサイト(東4-8ホール小間番号5-301)

この新たな協業により、物流業界でのDXが進むことが期待されています。シーイーシーとSSSの今後の取り組みに注目です。


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