HALCALI「おつかれSUMMER」が海外で急成長中
今、HALCALIの楽曲「おつかれSUMMER」が海外でのブレイクの兆しを見せています。Spotifyでの日々の再生回数が25000回から急増し、4月25日には10,000回、4月28日には40,000回に達し、5月9日には148,000回に迫る勢いです。この楽曲は、2003年にデビューした2人組ラップユニットHALCALIによって生み出され、特に毎年夏になると聴きたくなる曲として親しまれています。
HALCALIの音楽の魅力
HALCALIは、HALCAとYUCALIの2名のメンバーから成るユニットで、彼女たちの音楽スタイルは斬新でキャッチーです。彼女たちは小学生の頃からダンススクールでの仲間であり、2003年に「タンデム」でデビューを果たしました。RIP SLYMEのメンバーであるRYO-ZとDJ FUMIYAのプロデュースを受けて、瞬く間に多くのヒット曲を生み出しました。
「おつかれSUMMER」は、同ユニットのアルバム「ハルカリベーコン」に収録されており、その新鮮なリズムと歌詞が魅力を引き立てています。この楽曲は、TikTokでのユーザー生成コンテンツ(UGC)として再発見され、38,000件以上の投稿が寄せられています。これは、日本国内でもトップクラスの数値と言えます。
海外での広がり
特にアメリカやイギリス、東南アジアにおける知名度の急上昇は、音楽マーケッターやクリエイターたちからも注目されています。音楽マーケッターの松島氏は「この楽曲が海外で再評価され、TikTokでのUGCとして楽しむユーザーが見受けられる」と語っています。このように、2003年の楽曲が今再度取り上げられる背景には、SNSの影響が大きいのです。
制作側の反響
楽曲を制作したFantastic Plastic Machineの田中知之氏は、海外での再評価について「22年前に制作した楽曲が、今、別のかたちで多くの人に楽しんでもらえることに感謝しています」とコメントしています。彼女たちの音楽がここまで大きな反響を生むとは驚きです。ライブパフォーマンスやCMソングとしても多くの人に愛されています。
YouTubeでの再公開
さらに、5月10日20:00より、HALCALIの過去のミュージックビデオもYouTubeにてプレミア公開が予定されています。この機会に、かつての楽曲を楽しむことができるでしょう。また、新たなリスナーが増えることで、HALCALIの音楽がさらに広がることが期待されます。
終わりに
今後「おつかれSUMMER」が私たちにどんなサマーアンセムを届けてくれるのか、非常に楽しみです。音楽の力が再び私たちを繋げ、心を躍らせる瞬間を思い描いています。HALCALIの音楽に、これからも目が離せません。