画期的な業務提携とRMF教育プログラムの誕生
株式会社SHIFTのグループ企業であるJapan Aerospace & Defense Consulting(JADC)と株式会社アイエスエフネットが新たに業務提携を結び、次世代の防衛産業を支える教育プログラムの開発に乗り出します。この提携により、防衛装備品を製造・納入する企業に向けたRMF(リスク管理枠組み)教育プログラムが提供される予定です。
業務提携の背景
近年、国際安全保障情勢が激変する中、政府が求めるサイバーセキュリティの重要性も高まっています。特に、防衛省は「防衛省の情報保証に関する訓令」を改正し、RMFを導入。これにより、防衛関連企業も新たなリスク管理体制を整える必要があります。SHIFTは2024年にRMF対応のコンサルティングサービスを開始し、多くの防衛企業を支援してきました。JADCの設立は、こうしたニーズに応えるための必然とも言えるでしょう。
RMF教育プログラムの詳細
新たに開発されるRMF教育プログラムは、JADCとアイエスエフネットが持つそれぞれの強みを融合させる形で設計されています。教育プログラムは、基礎知識や初動対応の演習を通じて、実務に即したスキルを習得できる内容となっています。特に、NIST SP800などの国際セキュリティ基準を基にした体系的な学習ができる点が大きな魅力です。
2025年7月からは、JADCがこのプログラムを独占的に販売し、8月からは実際の研修が開始される見込みです。受講者は専門的な知識を習得するだけでなく、防衛産業における最新のリスク管理技法を学ぶことができます。
提供される主なプログラム内容
プログラムには以下の内容が含まれます:
1.
RMFに関する基礎知識
RMFの全体感や主要なセキュリティ基準、ドキュメント作成方法について学びます。
2.
初動対応の演習
RMF対応業務における実践的なシナリオを通じて、セキュリティ計画やリスク分析のプロセスを身につけます。
このプログラムの特徴は、受講者のレベルに応じてカスタマイズされている点です。必要に応じてプログラム内容を調整できるため、多様なニーズに応えることが可能です。
JADCのサポート体制
JADCは防衛産業に特化した専門企業であり、豊富な経験と知識を有する専門家が揃っています。国家安全保障に関わる情報提供や、技術支援・工程管理の面でも高い水準のサービスを提供することができます。このような体制を持つJADCの存在は、教育プログラムの信頼性を更に高める要因となるでしょう。
最後に
防衛産業におけるリスク管理はますます重要なテーマとなってきています。JADCとアイエスエフネットの提携によって生まれるRMF教育プログラムは、これからの防衛企業にとって必要不可欠なものになるでしょう。このプログラムの充実した提供によって、参加する企業がそれぞれの課題に迅速に対応できるようサポートしていくことが期待されます。興味のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。