株式会社ミクリードとひとまいる、資本業務提携で新たなビジネス展開へ
資本業務提携に関する新しい取り組み
2025年8月29日、株式会社ミクリードと株式会社ひとまいるが資本業務提携を正式に発表しました。この提携は、両社の経営資源とノウハウを活かし、共に成長していくことを目指しています。提携の背景には、外食産業のニーズの変化と、それに対する迅速な対応が求められる中で、新しい商材の取り扱いや効率的な営業体制の構築があります。
提携の目的と経緯
株式会社ひとまいるは、2025年に向けた中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」に基づき、販売プラットフォームを拡張し、多様な商品やサービスの提供を計画しています。特に、酒類だけでなく様々な商材を取り扱える体制を整え、顧客獲得や満足度の向上を図るために、ミクリードとの提携は重要なステップです。
ミクリードは、2012年に設立された業務用食材卸会社で、特に飲食店向けに成長を続けています。両社は飲食業界を主要な取引先としており、コロナ禍の影響を受けつつも新しい顧客ニーズに応えるための取り組みを行っています。特に、物流や納品の効率化は重要な課題であり、提携を通じて改善を進めていくことが期待されています。
提携による具体的な取り組み
新たな提携により、以下の具体的な取り組みが計画されています。1つ目は、営業体制の強化です。ミクリードの商材をカクヤスモデルを通じて配送するための協力体制が構築されます。これにより、顧客への迅速な商品供給が実現します。
2つ目は、商品仕入先や商品管理体制の相互協力です。両社の得意領域を活かし、商品管理や販売戦略において相互に補完しあう体制が整えられます。
3つ目は、インフラ面での共同使用です。受注システムを共有することで、効率的な業務運営が期待されます。
4つ目は、販促・PR活動の強化です。両社が協力し、市場へのアプローチを強化し、ブランド認知度を高めます。
5つ目は、人材交流の推進です。出向などを通じて、両社のノウハウを享受しあう仕組みを構築します。
これらの取り組みを通じて、両社はより強固なビジネス基盤を築くことを目指します。
今後の展望
両社の提携が実現することで、外食産業における競争力を高め、顧客の多様なニーズに応えることが期待されます。提携の相乗効果によって、新たな商品やサービスが生み出され、顧客満足度の向上に繋がるでしょう。これにより、両社はさらに成長し、食品業界全体においても影響を与える存在になることを目指します。
最後に、株式会社ひとまいるは1982年の設立以来、販売プラットフォームを運営し、経営管理や戦略構築に取り組んできました。今後も市況の変化に対応し、より良いサービス提供に努めていくことを誓います。新たな資本業務提携が、両社にとって実り多い結果をもたらすことを期待しています。