CoachHubのAIMY™がイノベーション賞を受賞
デジタルコーチングのリーダー、CoachHubが自社のAIコーチ「AIMY™(エイミー)」で第10回HRテクノロジー大賞の「イノベーション賞」を獲得しました。これは、同社が持続的に提供する質の高いコーチングサービスが評価された結果です。今回の受賞は、2023年に続くもので、企業内でのコーチングの新しい形を示しています。
HRテクノロジー大賞とは
HRテクノロジー大賞は、日本におけるHRテクノロジーやビッグデータを用いた人事業務の優れた取り組みを表彰するために2016年に創設されました。今回は、技術力、革新性、経営貢献、生産性向上、戦略性、社会的影響性の6つの基準が考慮され、その中でAIMY™は特に際立った評価を受けました。
AIMY™の特徴と受賞理由
AIMY™は、AI技術を活用した高品質なコーチングを、これまでごく限られた役職者だけでなく、全社員が利用できるように設計されたサービスです。このコーチングサービスは、24時間365日利用可能で、テキストチャットや音声会話を通じて、各従業員のニーズに沿った個別のサポートを提供します。
具体的には、AIMY™には以下の3つのコア機能があります:
1.
目標設定:個人と組織の目標を連動させ、アクションプランを立て、進捗を管理する支援を行います。
2.
シチュエーショナル・コーチング:日々の課題を解決するためのリアルタイムサポートを提供し、問題解決能力を高めます。
3.
ロールプレイ機能:ビジネスに必要なコミュニケーションスキルをAIとの対話で安全にトレーニングし、自信を持った対応を促進します。
これにより、今までコーチングを受けられなかった人々にも触れることができ、従業員のエンゲージメントと生産性を向上させる手助けをしています。
企業の発展を支えるAIMY™
CoachHubの共同創設者でありCEOのマティ・ニーベルシュッツ氏は、受賞に対する喜びを語り、「このノーベル賞は、私たちが目指す『すべての働く人にコーチを』という理念が実現されつつある証しです」と述べています。彼は、コーチングの利点が特定の上層部に限られずに、組織全体に広がるよう努めています。従業員全体が自律的に学び成長できる環境を整えることが、今後の企業の競争力を高める鍵となると信じています。
AIMY™の利用方法と未来の展望
AIMY™は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語に対応しており、国際的に利用可能です。今後は日本語を含む更なる多言語対応も進める予定です。これにより、実際の職場でのコミュニケーションや業務において、全ての従業員が必要なサポートを受けられる環境が整備されていくでしょう。
CoachHubのビジョン
CoachHubは、全ての従業員にパーソナライズされたコーチングプログラムを組織に合わせて提供し、80カ国以上で3,500名の認定ビジネスコーチが活躍しています。同社は、持続可能な成長を重視し、環境にも配慮した取り組みを進めています。今後も、人とテクノロジーが融合する次世代の人材開発をリードし続けることで、より良い職場環境を実現することを目指しています。