『すきがいっぱい』登場
2025-11-28 11:26:52

詩の美が響き合う『すきがいっぱい』発売のお知らせ

詩の美が響き合う『すきがいっぱい』の魅力



2023年12月15日(月)、文化社から新たに詩集『すきがいっぱい』が発売されます。この詩集は、詩人の谷川俊太郎さんと直木賞作家の西加奈子さんによる詩の往復書簡を収めたものです。

出発点となった連載



本書の源となるのは、保育雑誌『PriPri』に連載されていた「詩のこだま」です。連載は2022年5月に始まり、2024年8月号まで続きました。その間、二人は交互に詩を贈り合い、言葉の面白さや美しさを子どもたちに届ける努力をしてきました。連載のテーマは、「言葉に初めて触れる子どもたちが声に出して楽しみ、大人たちの心に響く」というもので、詩の世界へと誘います。

お二人の最後のひかり



谷川俊太郎さんは、2024年11月に92歳で逝去されました。この詩集には、彼の子どもたちへの最後の呼びかけである詩「すき」と、そのお返事として西加奈子さんが書き下ろした詩「すきがいっぱい」が収められています。これらの作品が重なり合い、新たな感動を呼び起こします。

西加奈子さんの挿画にも注目



更に、詩集には西加奈子さんによる描き下ろしの挿画が収められています。詩の美しさをビジュアルでも楽しむことができ、まさに多様な感覚で詩の世界に親しむことができるでしょう。また、ブックデザインは鈴木成一さんによるもので、魅力的な装丁となっています。初めて言葉を覚える子どもたちはもちろん、大人の心にも残る一冊となること間違いなしです。

お二人のプロフィールに触れる



谷川俊太郎さんは1931年に東京で生まれ、1952年に詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、100冊以上の詩集を発表してきました。彼の作品は、翻訳や絵本など多岐にわたります。一方、西加奈子さんは1977年にイランで生まれ、2004年に小説家デビューを果たしました。以降、様々な賞を受賞し、2023年には初のノンフィクション作品を刊行しています。

書籍情報



『すきがいっぱい』は、谷川俊太郎さんと西加奈子さんが手がけた、心温まる詩集です。発行は株式会社世界文化社で、定価は1,870円(税込)です。発売日は2025年12月15日(月)で、B5変型・56ページの仕様となっており、言葉が生き生きとよみがえる作品集に仕上がっています。

この詩集を手にとって、詩の美しさや言葉の楽しさを体感してみてはいかがでしょうか。心に残る一冊になることを保証します。詳細はこちらからご確認いただけます。


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