ウガンダとスロベニアの新たな才能が埼玉西武ライオンズと契約
株式会社NEXT54がマネジメント契約を結んだ3選手が、この度、埼玉西武ライオンズと育成選手契約を締結したことが発表されました。ウガンダ出身のイサビレ・ムサ・アゼッド選手とチャッゼ・フレッド選手、スロベニア出身のカルロス・トーバー選手の契約は、NPB(日本プロ野球)の球団として初の事例となります。
この契約は、株式会社NEXT54が掲げる「国籍や経済格差を越えた機会提供」という理念の下、ウガンダ、ヨーロッパ、日本の野球文化のさらなる発展を目指す重要な一歩です。3選手がそれぞれの国から世界の舞台で活躍できるよう、NEXT54はサポート体制を強化していくとしています。
選手紹介
イサビレ・ムサ・アゼッド(ISABIRYE MUSA AZED)
2005年生まれのムサ選手は、ウガンダ出身の20歳で、身長180cm、体重73kgの右投右打の投手です。彼は、Kitebi Junior High SchoolとAvrs Secondary Schoolで学び、今回は埼玉西武ライオンズに加入することとなりました。ムサ選手は加入の喜びを次のように語ります。
>「みなさんこんにちは。私はムサと申します、ウガンダ出身です。ライオンズに加入できて本当に嬉しく、まるで夢が叶ったような気持ちです。」
チャッゼ・フレッド(KYAZZE FRED)
フレッド選手は、22歳のウガンダ出身投手で、188cmの体格を持ちます。彼もまた、Avrs Secondary Schoolで教育を受け、埼玉西武ライオンズの一員となるこの機会を待ち望んでいました。自身の気持ちを次のように表現しています。
>「こんにちは、ウガンダ出身のチャッゼ・フレッドです。素晴らしいライオンズのコミュニティの一員になれたことが、夢のようで嬉しいです。」
カルロス・トーバー(CARLOS TOVAR)
スロベニア出身の22歳、カルロス選手は187cm、79kgの体格を誇る右投右打の選手です。教育機関での経験を活かし、スロベニアから日本での挑戦に興奮を覚えています。彼の感謝の言葉も印象的です。
>「私の名前はカルロス・トーバーです。スロベニア出身。こんな機会をいただき感謝しています。」
株式会社NEXT54について
NEXT54は、アフリカのスポーツ人材の発掘と育成を通じて、日本及び世界のスポーツ産業との架け橋を目指しています。アスリートのキャリア形成、地域開発、国際連携まで手広く取り組む企業です。また、ウガンダを中心としたアフリカスポーツアカデミーの設立やオンラインデータベースの運営に携わっており、選手の国際的な活躍を支援するためのプラットフォームを提供しています。
スポーツを通じた国際的な交流、特にアフリカと日本の橋渡しに力を注ぐ彼らの活動は、今後の多文化共生社会の実現にも寄与することでしょう。このような取り組みが広がることで、ウガンダやスロベニアの若手選手たちがさらなる高みへと挑戦できる環境が整い、多くの才能が世界で花開くことが期待されています。
最後に
新たに埼玉西武ライオンズでプレーすることになった3選手の活躍に、一層の期待が寄せられています。彼らの成長を心から応援し、プロ野球界に新しい風を吹き込むことを願っています。