HelpfeelとTOPPANエッジが協力しAIを活用した金融業務の効率化を推進

HelpfeelとTOPPANエッジの提携

金融機関向けの事務処理の効率化を図る株式会社HelpfeelとTOPPANエッジ株式会社は、2024年6月1日にパートナー契約を締結し、協業を開始しました。両社はそれぞれの強みを組み合わせ、金融業界を含む多様な業種において業務効率化を目指します。

TOPPANエッジとHelpfeelの強み

TOPPANエッジは、長年にわたって金融機関向けのビジネスプロセスアウトソーシング（BPO）において豊富な実績を持ち、複雑な業務プロセスに対する深い知見を有しています。一方、Helpfeelは「AIナレッジデータプラットフォーム」を通じてAIを駆使し、業務の効率化を実現します。将来的には属人化や人手不足といった社会的課題の解決も目指しています。

教育資金贈与審査業務効率化セミナー

この提携に基づき、TOPPANエッジ主催で「AIを活用した教育資金贈与審査業務効率化セミナー」が2025年9月16日（火）に開催されます。このセミナーでは、教育資金贈与の審査業務における現在の課題や、Helpfeelのプラットフォームを活用したサービスの利点が紹介されます。

セミナーのポイント

- 高齢化する担当者：担当者の高齢化が進む中、業務の効率化を図る必要がある。
- ノウハウの属人化：経験のある担当者の退職後、業務が困難になることを避けるための対策が必要。
- 業務負荷の増大：業務量の増加に伴う負担を軽減する方法を模索する。

TOPPANエッジのBPOセンターにおける実証実験では、Helpfeelを活用することで、業務の検索時間を最大約70%削減する効果が確認されています。これにより、経験の浅いオペレーターでも高い業務標準を維持することができ、金融機関の事務効率化に貢献します。さらに、金融機関側の準備が不要な「非競争領域のノウハウ相乗りモデル」を取り入れているため、多くの機関が導入しやすい仕組みになっています。

対象者

このセミナーは、金融機関の事務統括部や事務センターの担当者、教育資金贈与業務に携わる責任者、窓口業務の効率化を考えている方々に特におすすめです。

お申し込み方法

参加は無料ですが、事前登録が必要です。Webサイトから申し込みが可能で、申し込み締切は2025年9月17日（水）18:00です。

今後の展望

HelpfeelとTOPPANエッジは、さらなる連携を通じて金融業界をはじめとする多くの分野における業務効率化の支援を継続します。特に多様な業種へのAI活用を促進する「AIナレッジデータプラットフォーム」の展開に力を入れてまいります。

Helpfeel Partner Programについて

Helpfeelは2022年に「Helpfeel Partner Program」を開始し、ナレッジデータのノウハウや活用法をパートナー企業と共有。企業全体のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援しています。これにより、企業の成長を共創し、業務の効率化を一層進めることを目指しています。

総括

AIや生成AI、大規模言語モデルの普及が進む現在、企業においては正確な情報の整備が不可欠です。Helpfeelの「AIナレッジデータプラットフォーム」は、企業の情報インフラとしての役割を果たし、業務効率化や新たな価値創出に資するために進化を続けていきます。ぜひ、金融業界の今後の発展に注目していきましょう。