香十450年の新作
2025-04-18 10:59:08

香十450年の歴史を受け継ぐ新作お香『高井十右衛門 2025 No.4』の魅力

伝統と現代が融合した香りの世界



日本の香文化の象徴ともいえる老舗ブランド、「香十(こうじゅう)」が、創業450年の記念すべき瞬間を迎えます。1575年に始まったその歴史は、香を通じて数多くの人々に愛されてきました。そして、この節目を記念して、香十は新作お香『高井十右衛門 2025 No.4』を2025年4月18日より発売します。

450年の歴史が育んだ香りのルーツ



香十の起源は、清和源氏の末裔である初代・安田又右衛門源光弘の手の中にありました。御所御用を務めたその歴史は、茶道の発展と深く結びついています。特に、香十第八代を継いだ高井十右衛門は、江戸時代において名人として名を馳せ、「家傅薫物調香覚書」という貴重な文献を残しました。

ここには、彼の香りに対する深い理解と技術が綴られています。現代では、この伝統を受け継ぎ、日本香堂グループがダイナミックに活躍しており、さまざまな香りにまつわる製品を展開しています。

『高井十右衛門 2025 No.4』の魅力



新作『高井十右衛門 2025 No.4』は、450年の節目となるテーマとして「華やかなフローラル」を掲げています。トップノートには、フレッシュなプチグレンとアクアティックグリーンが香ります。その後、透明感のあるクチナシに華やかなローズが重なり、乳香や白檀と共にみずみずしい広がりを見せます。

この香りは、懐かしさや心地よさを生み出し、まさにナチュラルなフローラル・グリーンと呼ぶにふさわしいものです。香調の奥深さが、現代の感性とどのように融合しているのか、ぜひお試しいただきたい一品です。商品は、50本入りの香立て付で、価格は3,300円(税込)となります。

香十の未来展望



東京や京都、銀座など各地に店舗を展開する香十。特に銀座本店に設けられたワークサロン「座 香十」では、香文化を直接体験することができます。香を楽しむだけでなく、伝統的な技術を感じられる場として、多くのお客様に愛されています。
今回の『2025』は、高井十右衛門シリーズの最新作であり、2019年に開始されたシリーズの一環です。これには、「1575」「2018」「2019」「アソート」の計4アイテムがある中で、450年の歴史を受け継ぎながら新たに創作される意味が大きく反映されています。

この新作を手に取ることで、古き良き時代の香りを感じるだけでなく、現代の技術が生み出す新たな香りの世界にも触れることができるでしょう。時を超えた香の旅へ、ぜひお越しください。


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