二人展「adolescence」について
2025年8月8日(金)から8月17日(日)まで、
tHE GALLERY HARAJUKUにて、朝際イコと好都による二人展「adolescence」が開催されます。本展は、彼女たちが描く「戦う少女たち」の姿を通じて、思春期の繊細でありながら力強い感情を表現する美しい作品が展示される機会です。
展示内容
本展では、魔法少女や戦士として強く立ち向かう少女たちの一瞬の輝きと、その内側に潜む儚さがイラストで描かれます。現実の厳しさに傷つきながらも前を向く少女たちの姿を通じて、訪れた人々は思春期に特有の揺らぎや美しさに触れることができるでしょう。
参加アーティスト紹介
朝際イコ
朝際イコは、2021年から本格的にイラストレーターとして活動を開始しました。2024年には「カフヱーピウパリア」で漫画家デビューを果たし、「大正80年生まれ」と自称する彼女の作品の特徴は、日本的なモチーフを鮮やかな色合いで表現し、イラストに限らず音楽やアニメ、ファッションなど、多岐にわたります。彼女自身の世界観を現実世界にも再現する活動を行っています。
Instagram:
@icoasagiwa
X:
@IcoAsagiwa
好都
一方、好都は京都府出身で現在東京在住。筑波大学大学院在学中にイラストレーターとしての活動を始め、「夢みたいなきらめき」をテーマに少女の儚さを表現しています。彼女はゲームやアニメーション、CDジャケットなど多岐にわたる分野で自身の文化的感性を展開しており、多彩な表現を持つアーティストです。
Instagram:
@___yosh1to
X:
@yosh1to_
二人展のテーマ
「adolescence」というテーマには、現実の状況を否定するのではなく、その上に柔らかく私的で繊細な幻想を重ねた世界が表現されています。好都の作品には、触れると少しだけ痛みを感じるような感情を持つキャラクターたちが登場します。彼女の作品は80年代の女性漫画家たちの切なさと憧れを引き継いでおり、ポップでありながらも深い感情を描き切っています。
朝際イコの作品は、現代の文化コンテクストの中での「時代」を表現しており、彼女の作品には大正時代の甘美さや自由な感性が織り込まれています。これにより、現代においても自分自身の居場所と感じる、懐かしさと予感が微妙に交錯した風景が生み出されています。
開催概要
- - 場所: tHE GALLERY HARAJUKU
- - 期間: 8月8日(金) ~ 8月17日(日)
- - 休廊日: 期間中無休
- - 時間: 11:00〜19:00
オープニングレセプション
日程: 8月8日(金) 18:00〜20:00
場所: tHE GALLERY HARAJUKU
tHE GALLERY HARAJUKUについて
tHE GALLERY HARAJUKUは、アーティストが絵を販売していくための出発地点であり、毎日SNSを通じて新たな才能を発掘しています。キュレーターの米原康正氏は、形に捕らわれない自由な表現を提供し、アーティストとの出会いを大切にしています。
アクセス
ぜひこの機会に、朝際イコと好都が描く幻想的な世界を体験し、心揺さぶられるひとときを楽しんでみてください。