WOWOWがMediaproxyのLogServerを導入
2024年、WOWOWはオーストラリア・メルボルンに拠点を置く映像収録・監視ソリューションのリーダー「Mediaproxy」から、映像収録・監視システム「LogServer」を導入しました。この運用を通して、WOWOWは30チャンネルのHD映像を少人数で効率良く監視し、さらなるコンテンツ配信のクオリティ向上を目指しています。
LogServerとは
LogServerは、IPベースの映像収録と監視に特化したソリューションで、特に海外からの映像受信時に直面する伝送路ノイズの特定に優れています。Webブラウザを通じて簡単に操作できるユーザーインターフェースを備えており、トラブルが発生した際にも迅速な対応を可能にします。このような機能により、少ない人員での大規模な回線運用が実現しました。
WOWOWのメディア環境
WOWOWは1984年の設立以来、日本初の民間衛星放送企業として、BS3チャンネル(WOWOWプライム、ライブ、シネマ)とオンライン視聴サービスを展開してきました。現在、約300万人ほどの加入者を抱え、映画やオリジナルドラマ、海外ドラマ、音楽ライブ、スポーツ中継、アニメ、ドキュメンタリーといった多彩な番組を放送しています。LogServerの導入により、WOWOWの映像制作・配信の効率が大幅に向上することが期待されています。
導入の背景と意義
LogServerは、日本デジタル・プロセシング・システムズ(DPSJ)とテクノハウスが共同で導入したもので、日本語による技術サポートが受けられる体制が整っています。WOWOWは、導入した設備が「大量回線を少人数で運用できる」というコンセプトに基づいており、LogServerがこの実現に大きく寄与しているとの評価を得ています。
WOWOWからは、「ユーザー目線での機能実装や、高い拡張性」が評価されていると述べられ、今後の設備連携に対する期待も寄せられております。
Mediaproxyの未来への展望
Mediaproxyの最高経営責任者であるエリック・オットー氏は、日本を代表する衛星放送局としてのWOWOWとの協業を光栄に思い、今後も両社間の関係を深めていくことを期待しています。信頼性の高いシステムを提供し続けることで、さらなる映像技術の進化が見込まれています。
まとめ
MediaproxyのLogServerは、WOWOWにおける映像制作と配信の現場において、効率的かつ革新的なソリューションとして機能し、多くの視聴者に高品質なコンテンツを届ける助けとなります。今後の展開にも目が離せません。詳しくは、
Mediaproxy公式サイトをご覧ください。