若手生産者が作る新たな花文化「花の未来をつなぐブーケ」
お花ブランド「ブルーミー(bloomee)」は、若手花き生産者と協力して新商品「花の未来をつなぐブーケ」を発表しました。この取り組みは、花き業界の後継者不足や高齢化といった深刻な問題に直面する中、次世代を担う生産者の挑戦を広く伝え、花文化を未来へつなぐことを目的としています。
花き業界が抱える課題とブルーミーの取り組み
近年の花き業界は、他の農業同様に後継者不足の影響を受けています。高齢化に伴い、多くの生産者が引退していく一方で、若い世代の参入は限定的で、業界全体の担い手が減少しています。このため、持続可能な花き生産を行うためには、若手生産者を育成し、彼らが活躍できる環境を整えることが急務です。
ブルーミーはこの状況への対策として、「若手生産者にスポットを当て、その想いや技術を直接消費者に届ける」ことを目指す新たな取り組みを進めており、「花の未来をつなぐブーケ」を販売することとなりました。この商品には、20代と30代の若手生産者が育てた花材のみが使用され、消費者に彼らの挑戦を体験してもらうことができます。
若手生産者の紹介
「花の未来をつなぐブーケ」では、全国の若手生産者が育てた花材を使い、それぞれの生産者の名前やメッセージをカードに添えてお届けします。この仕組みにより、消費者は花づくりの背景を知り、飾ることで感じる時間がより豊かになります。
以下の3名の生産者が、本企画に参加しています。彼らは異なる地域にて、それぞれの気候や環境の中で、花に込めた想いを育んでいます。
1. 千喜田花卉園 - 千喜田直也さん・樹理さん(佐賀県・唐津市)
彼らはマムやヒマワリを中心に育てており、「あのとき飾った花、よかったよね」と思ってもらえる花を届けたいと語ります。独自のカラーリングマムなど新しい表現にも挑戦し、特に若い世代に支持されています。
2. hinataba - 菊地沙奈さん(福島県・南相馬市)
カスミソウを育てる菊地さんは、花を特別な日だけでなく日常の中に取り入れることができると信じています。彼女にとってカスミソウは祖父母の時代から続く、長い間愛されている花であり、鮮やかな生花やドライフラワーとして楽しんでもらえるよう努めています。
3. 松下園芸 - 松下直生さん・祐実さん(静岡県・浜松市)
色とりどりのガーベラを育てる松下園芸の兄妹は、花の命は短いけれど、その変化を楽しむことが大切だと感じています。お花には手をかけることで美しさが増し、日々の心の安らぎになってほしいと思っています。
「花の未来をつなぐブーケ」商品情報
「花の未来をつなぐブーケ」は、花材10本以上で構成され、販売価格は4,380円(税込、送料込)です。
- - 予約販売期間: 2025年11月7日(金)〜11月16日(日)
- - 商品サイズ: 縦25cm × 横14cm × 奥14cm
- - URL: 予約はここから
SNSキャンペーンの実施
ブルーミーでは、「花の未来をつなぐブーケ」の販売にあわせて、SNS「X」において「#花の未来をつなぐブーケ キャンペーン」を実施します。このキャンペーンは、若手生産者の想いと花の魅力をより多くの人々に届けることを目的としています。詳細は公式Xアカウントを要チェックです。
ブルーミーは、フラワーギフトやサブスクリプション事業を展開し、このような取り組みを通じて持続可能な花文化の普及に努めています。これからの花文化を共に育てていきましょう。