新たな助成金
2025-07-15 12:42:40

BOTANIST財団が新たに植物園と塾に助成金を支給

BOTANIST財団が新たに助成を決定



一般財団法人BOTANIST財団は、植物多様性の保全と自然体験の機会創出を目指して、2025年度の新たな助成先として「大阪市立長居植物園」と「認定NPO法人山村塾」を選びました。これにより、両団体の取り組みを支援し、地域社会に貢献することを目指します。

BOTANIST財団の理念


BOTANIST財団は、株式会社I-neが設立した財団であり、「植物と共に生きる」という理念のもとで活動しています。自然環境を守り、多様な植生や生態系を未来に引き継ぐための取り組みとして、助成プログラムを実施しています。このプログラムでは、森林や里地里山、都市公園に関連する団体が対象となり、保全活動や自然体験の提供を行っています。

新たな助成先の紹介


2025年の助成金は、各団体に対して年間150万円を上限に支給され、合計で4団体を支援します。今年新たに助成先として選ばれた大阪市立長居植物園は、大阪市内の植物多様性を守り、若い世代に植物や生態系を学ぶ機会を提供します。特に「アジサイと二次林をテーマにした次世代向けプログラム」を通じて、都市と自然の共生の意義を伝えます。

同様に、山村塾は福岡県八女市での取り組みとして「いろいろな生き物が住む森づくり」を実施し、ケヤキ林の保全や障がい者・高齢者との協力による地域の森の管理を行っています。こうした活動は、地域社会と植生の共生を進め、持続可能な環境づくりのモデルとなることが期待されています。

BOTANIST財団の取り組み


BOTANIST財団は、地域の自然環境を保全し、その重要性を広めるために様々な活動を行っています。この取り組みは、単なる支援にとどまらず、持続可能な未来に向けて次世代への教育を重視し、環境への理解を深めることに重きを置いています。

理事である水谷伸吉さんは、「都市の緑地、里山、奥山それぞれが持つ価値を見直し、多様な森林環境を支える体制が整ったことは大きな意義がある」とコメントしています。このような活動を通じて、人々と自然との良好な関係を築きながら、地域が抱える環境問題に立ち向かう姿勢を示しています。

まとめ


BOTANIST財団の新たな助成先としての活動は、地域の植物多様性を守り、自然と触れ合う機会を増やすための重要な一歩です。今後、これらの団体が実施するプログラムは、多くの人々に自然との共生の意義を伝え、持続可能な社会を形成する支えとなることでしょう。未来の森づくりや環境保全の取り組みは、これからの地域の活力を生み出し、次世代へと引き継がれることが期待されています。


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