40万人を超えた早稲田大学キャンパスツアーの魅力
早稲田大学のキャンパスツアーが、累計参加者数40万人を突破しました。この取り組みは1989年に開始され、今年で36年を迎えます。現役の早稲田大学の学生が、自らの魅力と大学の歴史を伝える役割を担っており、参加者にとって一生の思い出となる体験を提供しています。
大学見学ツアーの歴史
早稲田大学キャンパスツアーは、日本で初めての大学見学ツアーとしてスタートしました。参加者は多岐にわたりますが、高校生や中学生、その保護者に加え、多くの海外からの旅行者も訪れています。2024年度には約1万9千人が参加しており、その数は年々増加しています。ガイドはすべて現役の学生で構成されており、参加者に大学の活気を直接伝えることができるのが特徴です。
ツアー内容と体験
早稲田大学の各キャンパスは、それぞれ異なる魅力を持っています。早稲田キャンパスでは、歴史ある建物や文化的なポイントを巡る約60分のルート、戸山キャンパスや西早稲田キャンパスでは、それぞれの特色を生かした約45分のコースが用意されています。また、所沢キャンパスでは、自然豊かな環境に囲まれたキャンパスの一面も楽しむことができます。
ツアーは、現役学生がトレーニングを受けた後に「スチューデント・ジョブ」という形で運営されています。参加者とのコミュニケーションを大切にしながら、自己の成長にも寄与するこの取り組みには、学生たちの熱意が詰まっています。
海外からの参加者も増加
コロナ禍の影響を受け、ツアー開催の可否が懸念された時期もありましたが、工夫を凝らしアイデアを出し合うことで、ツアーは持ち直したのです。特に英語でのツアーも提供されており、海外からの参加者に対しても開かれた姿勢を示しています。
ツアーガイドの声
ある文学部2年生のガイドは、初めてのガイド経験を通じて大いに成長を感じたと語ります。「自分の通う大学を紹介できることに魅力を感じ、ツアー中のやり取りから参加者の反応を学んでいます。多くの方から「早稲田大学に入りたくなりました」と言ってもらえると、喜びを感じます」と話してくれました。
参加方法と今後の展望
参加者は、早稲田大学の公式サイトからツアーの申し込みができます。団体での参加から少人数向けの定期ツアーまで、その形式は多岐に渡ります。
2022年、早稲田大学は創立150周年に向けた中長期計画「Waseda Vision 150」を策定。学生の授業や研究への参画を推進することで、これからの大学のあり方を考えていく姿勢を示しています。キャンパスツアーは、その重要な取り組みの一環として、今後も多くの人々に大学の魅力を伝えていくことでしょう。
早稲田大学のキャンパスツアーを通じて、大学の歴史や文化、魅力を直接感じる機会を提供することは、参加者にとっても、学生にとっても素晴らしい経験となります。この貴重な機会をお見逃しなく!
詳細は
公式サイトをご覧ください。