IBIS2新講習会開始
2025-04-08 13:41:51

狭小空間点検ドローン「IBIS2」の新講習会がスタート

狭小空間点検ドローン「IBIS2」の新講習会がスタート



株式会社Liberawareは、4月8日から自社開発の狭小空間点検ドローン「IBIS2」を使った新しい講習会を始めると発表しました。この新しい講習会では、参加者が実際にドローンを操縦する時間を約4倍に増やし、より実践的な指導が行われるとのことです。特に狭くて暗い場所などの目視点検が難しい環境向けの技術習得が期待されます。

IBIS2を利用する背景と課題


IBIS2は、特に点検が難しい「狭くて暗くて危険な」設備の点検作業に多く利用されています。これらの環境では、ドローンをフライトする際に「FPV(First Person View)」により、操縦者がリアルタイムで画面を確認しながら操作することが重要です。しかし、通常のドローンではアクセスできないような狭い場所に進入するためには、マニュアルでの操縦技術も必須です。さらに、鮮明な映像を撮影し、目視点検の代わりとして活用するためには、事前に特定の知識を身に付けることが求められます。

効率的な技術習得を目指す講習内容


新しい講習会では、全国での受講が容易になるように、北九州に新たな講習会場が設けられました。従来のカリキュラムを見直し、2日間で行われる講習で、天井裏などの狭い空間での操縦を成功させるための知識を短期間で学べるようになっています。さらに、IBIS2を最大限に活用するために必要なソフトウェアの使用法や設定に関する内容も含まれており、従業員が帰った後も実際の業務に役立つ技術を持ち帰ることができる構成となっています。

今後の展開と地域展開の計画


今後はより多くの地域での講習会展開も計画しています。これにより、多くの企業や団体がさらに点検作業にIBIS2を活用できる環境を整える予定です。Liberawareは「見えないリスクを可視化する」というビジョンのもと、業界のニーズに応える努力を続けています。状況に応じた講習会の内容をカスタマイズし、受講者の要望に応じられるよう、柔軟な対応を目指していく考えです。

株式会社MAX工業との連携


特に株式会社MAX工業からのサポートを受けて、講習内容はより実践的なものになると考えられています。MAX工業はドローンを身近にすることをテーマに国産ドローンの販売や講習を行っており、さらに国交省認定のドローンスクールを運営するなど、ドローン業界での豊富な経験を持つ企業です。今後は官公庁や法人向けの教育機会を増やし、ドローンを活用した点検業務の効率化を図るために協力していく予定です。

終わりに


今後の講習会は、受講者が自信を持ってIBIS2を操縦できる技術を習得するための貴重な機会です。この講習会を通じて、より多くの企業がドローンを導入し、安全かつ効率的な点検作業を進めていくことが期待されます。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: ドローン IBIS2 点検

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。