モノタロウが「プラチナくるみん」を取得、子育て支援を強化

モノタロウがプラチナくるみん認定を受賞

株式会社モノタロウが、厚生労働省から「プラチナくるみん」認定を2025年に取得したことを発表しました。この認定は、子育てを支援する企業としての優れた取り組みが評価された結果です。モノタロウは、社員が仕事と家庭の両立を可能にするための多様で柔軟な働き方を推進しており、その取り組みが実を結んだ形となります。

企業の取り組み

モノタロウでは、2023年に「くるみん」認定を受けて以降も、社員が仕事と育児を両立しやすくするために様々な施策を展開してきました。特に注目すべきは、男性の育児休業取得率を目標達成したことや、子育て世代の支援に関する各種施策です。以下にその具体的な取り組みを紹介します。

子育て座談会の実施

モノタロウでは、子育て中の社員や未来の親となる社員が参加できる「子育て座談会」を定期的に開催しています。これは自由参加のものであり、男女関係なく参加を促しています。社員同士の意見交換を通じて、実際に役立つ情報やサポートのアイデアを共有する場となっています。

積立有給休暇制度

また、モノタロウは、従業員が安心して育児や不妊治療を行えるよう、積立有給休暇制度を導入しています。これは、使用しなかった年次有給休暇を、特定の条件で育児や介護、もしくは治療に使用できる制度で、最大40日まで積み立てられます。この制度は社員にとって大きな支援となります。

不妊治療支援セミナー

不妊治療を支援するためのセミナーも行われており、産業医が直接関与することで、具体的な情報提供と支援制度の周知が図られています。2023年から2024年にかけて実施されるこのセミナーは、社員が安心して治療と仕事を両立できるように作られています。

プラチナくるみん認定とは

「プラチナくるみん」認定制度は、次世代育成支援対策推進法に基づき、育児支援に取り組む企業に与えられるもので、一般事業主行動計画を策定した企業の中で一定の基準を満たした場合に申請が可能です。モノタロウは、この中でも特に優れた取り組みを行った企業として認定されました。

企業としての責任

モノタロウは、今後も従業員一人ひとりのライフイベントと仕事の両立を支援する姿勢を継続していく考えです。信頼と活力を生むために、社内の制度を不断に改善し、実際に必要とされる支援を提供するために取り組んでいきます。

会社概要

由緒ある株式会社モノタロウは、大阪市北区に本社を置く企業であり、工業用資材から自動車関連商品、事務用品に至るまで約2420万点の商品の取り扱いがあります。彼らは「資材調達ネットワークを変革する」という企業理念のもと、高品質なサービスを目指して業務を展開しています。2025年3月には1042万の登録ユーザーを誇るとともに、東証プライム市場にも上場しています。さまざまな業種から登録されており、その信頼性と革新性が評価されています。

このように、モノタロウは子育て支援の分野においても積極的な取り組みを続けており、多くの企業の手本となる存在です。彼らの努力は、社員の幸福に寄与するとともに、企業全体の発展にも繋がっています。