DRESS CODEが新製品「ネットワーク管理/Networks」を発表

Dress Code株式会社は、企業のIT資産情報管理の効率を向上させるための新たなプロダクト「ネットワーク管理/Networks」を発表しました。この製品は、DRESS CODE「IT Force」シリーズの一環として、ネットワーク構成や管理責任者、アクセス権限を一元的に管理できる機能を提供します。

ネットワーク管理の重要性

最近、クラウドサービスの普及やリモートワークの増加により、企業のネットワーク管理が複雑化しています。多様な接続端末が増加する中、適切な管理がされていない場合、障害時の対応が遅れる、セキュリティの脆弱性が生まれる、監査時に問題を指摘されることが多々あります。このような背景から新たに「ネットワーク管理/Networks」が開発されました。

製品機能の概要

「ネットワーク管理/Networks」は、次の主要な機能を持っています。

1. ネットワーク台帳管理

この機能により、ネットワーク名や接続先拠点、利用目的を一元的に管理できます。社内WiFiやゲストWiFiを可視化し、社員等にその情報を共有することが可能です。さらに、今後はAPI連携を通じて、接続セッション情報を自動的に収集する仕組みも整える予定です。

2. 管理責任者設定

ネットワーク管理者を設定できるため、障害時や監査の際の問い合わせ先が分かりやすくなります。将来的には、異動や退職に応じたアラート通知により、管理責任者の情報が自動的に更新される機能も導入される見込みです。

3. アクセスコントロール管理

ユーザーのアクセス状況や権限を詳細に管理できます。特に、有効期間が過ぎたユーザーや退職者を迅速に検知できるため、セキュリティの強化が図られます。今後、アクセス権の承認ワークフローの機能強化や自動付与・剥奪が可能になるアップデートも予定されています。

このリリースは現在β版として提供中で、フィードバックを受けて改善が進められるようです。また、デバイス管理やソフトウェア管理と統合することで、セキュリティ向上への道も開かれています。

DRESS CODEについて

DRESS CODEは、「人と業務に関する摩擦を解消する」という理念のもと、ワークフォースマネジメントプラットフォームを提供しています。他部門間の情報を一元化し、業務の最適化を実現することで、非効率な業務を改善します。今後、HR、IT、GAなどの各分野をカバーし、国内外でのサービス展開を推進していきます。