南多摩が新しい観光の形を創り出す「タマリズムプロジェクト」始動
南多摩地区の5市、つまり多摩市、稲城市、八王子市、日野市、そして町田市が手を組み、ユニークなプロジェクトをスタートさせました。その名も「タマリズムプロジェクト」。このプロジェクトは、学生と企業、さらには地域の行政が連携しながら、地域活性化と観光振興を目指すものです。
プロジェクトの背景と目的
「タマリズムプロジェクト」は、都内では初めてとなる取り組みです。過去3年間にわたり実施されていた「タマリズムコンテスト」を基盤にしており、2027年度から2029年度にかけて、さらに内容を充実させる形で進められます。具体的には、専門家である中小企業診断士のアドバイスを取り入れることで、学生と地域がより深く結びつく環境を整える狙いがあります。
今年度のテーマと参加者募集
このプロジェクトの根幹には、「観光まちづくり」と「広域観光まちづくり」があります。南多摩各市の魅力を引き出し、学生から柔軟なアイデアを集めることがこのプロジェクトの目的です。実際に学生が考案したアイデアは、地域の企業や行政との対話を経て、さらに実証実験として各市で実施される予定です。若い感性を生かした観光プロモーションは、南多摩地区の新しい魅力を創出する可能性に満ちています。
事前説明会の詳細
「タマリズムプロジェクト」についてもっと知りたい方には、事前説明会が用意されています。開催日時は令和7年4月25日(金)15時から17時まで、オンラインでの実施となります。この説明会では、プロジェクトの目的や南多摩5市の紹介、また民間企業から実際に事業化された学生企画案の発表などが予定されています。
説明会は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校などに通う学生で構成された2名以上のチームが対象です。人数の制限は設けていませんので、興味のある方々はぜひこの機会を活かしてください。
参加申し込み方法
参加希望の方は、メールフォームからお申し込みが必要です。申し込み締切は令和7年4月23日(水)まで。申し込みページは
こちらです。
結びに
「タマリズムプロジェクト」は学生にとって、自身のアイデアを実社会に反映させる貴重な機会です。地域と共に成長し、新たな観光の形を作り上げるこの取り組みに、ぜひ多くの学生が参加し、南多摩の未来をともに見つめていきましょう。