2025年に向けた新CEOの就任と成長戦略の深化について

株式会社STYLEの新たな幕開け

2025年4月1日、株式会社STYLEは新たに田村涼太が代表取締役CEOに就任することを発表しました。これに伴い、同社の成長戦略も大きくアップデートされ、2030年までに時価総額100億円の達成や上場を目指すビジョンが掲げられました。前CEOの大野誠は、非常に高い成長を続けてきた実績を持ちつつ、新たな方向性を田村に託す形となりました。

新しいCEO・田村涼太のプロフィール

田村涼太氏は1995年生まれで、2018年に古物買取業界に足を踏み入れました。2021年には株式会社STYLEの設立に参加し、営業部長を経て、2024年には取締役COOに就任。これまでの経験から、リユース業界に特有の市場動向を把握し、責任あるリーダーシップを取ることに期待が寄せられています。田村CEOは、環境の変化にしっかりと適応し、競争力を高めるべく海外展開を進める意向を示しています。

新しい成長戦略とMVVの刷新

これまでの「年商倍増」と「催事買取No.1」の目標が刷新され、新たに「選べる人生、選ばれるSTYLE」というビジョンが設けられました。新しいMissionは「大切な人に勧めたくなる体験を」とし、顧客のニーズにより柔軟に応える姿勢が強調されています。また、競争環境が厳しさを増す中で、株式会社STYLEは持続可能な成長に向け、海外展開を加速させることを宣言し、最短でTPM上場を目指す資金調達目標を15億円と設定しました。

前CEO・大野誠の功績と今後の役割

大野誠氏は、株式会社STYLEを6人のメンバーでスタートし、借金800万円を抱えながらも、顧客の支持を受けて成長を続けてきました。52億円の売上を記録したことにおいて、多大な貢献をし、次世代のリーダーを育成する役割を果たしてきました。今後は新規事業と海外展開に専念する考えを持ち、後進の育成に努める意向を示しています。