英国学生住宅プロジェクト
2025-06-26 11:39:46

安田不動産が英国初の学生専用住宅プロジェクトに参入

安田不動産が挑む英国学生専用住宅開発



安田不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安田 守)が、シンガポールの大手不動産デベロッパーFar East Organization社の関連会社であるFar East Orchard社と提携し、英国の学生専用住宅開発プロジェクトに参入することを発表しました。このプロジェクトは、2025年3月に開始予定のロンドンオフィス事業に続くもので、英国市場への初の進出となります。

プロジェクト概要


プロジェクトは二つの主要な都市に分かれており、グラスゴーとマンチェスターの学生専用住宅を開発する計画です。具体的には、グラスゴーでは273ベッド、マンチェスターでは239ベッドを設置予定です。これにより、国内外の学生に対し、快適で質の高い住環境を提供することを目指しています。

グラスゴープロジェクト


  • - 計画地:Osborne Street, Glasgow, イギリス
  • - 用途:学生専用住宅
  • - ベッド数:273ベッド

マンチェスタープロジェクト


  • - 計画地:Plymouth Grove, Manchester, イギリス
  • - 用途:学生専用住宅
  • - ベッド数:239ベッド

これらの計画は現時点でのものであり、今後変更が及ぶ可能性もあります。

英国の学生住宅市場の現状


英国は世界的に評価の高い大学が多く、国内外から多くの学生が集まっています。そのため、現在の学生数は過去最高水準に達している一方で、学生専用住宅(PBSA)の供給が追いついていないのが現状です。特に名門大学が所在する都市では、需要と供給のバランスが崩れ、ベッドの不足が続いています。建設コストの高騰や厳しい開発認可の規制もこの問題を悪化させています。

プロジェクトの意義


安田不動産は、PBSA市場での豊富な経験を持つFar East Orchard社との提携を通じ、優良な開発用地を確保し、質の高い学生住宅の開発を進めていきます。特に、グラスゴーとマンチェスターはラッセル・グループに所属する優良大学が位置しており、学生に特化した住宅ニーズが高まっています。

本事業を通じて、安田不動産は学生の住環境の改善に寄与し、供給不足の解決にも貢献していく考えです。また、英国を含む海外の不動産市場における知識を深め、国内外での事業機会を積極的に追求していく方針です。

今後の展望


今後も安田不動産は、Far East Orchard社との連携を強化しながら、確保した良質な用地を活用して、継続的に優れた学生住宅の開発に取り組んでいく予定です。グローバルな視点での市場機会を探求し、学生にとって安心で快適な住環境を提供し続けることが、同社の重要な目標となっているのです。


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