セミナー開催のご案内
学校法人河合塾が主催する第2回「入試での多面的評価支援ミニセミナー」がオンラインで開催されます。日時は7月10日(木)15時から16時までで、特に大学教職員の方々を対象にした内容になっています。講師には、北陸大学高等教育推進センター長である杉森公一教授をお迎えし、受験生に課す「問い」が大学入試に与える影響についてお話しいただきます。
良い「問い」とは何か?
今回のセミナーでは、受験生への「問い」に焦点を当て、特に総合型選抜や学校推薦型選抜で求められる出願書類について討論します。教育現場での実績と研究成果を持つ杉森教授が、どのように効果的な「問い」を設計し、それが入学後の学力や意欲にどのような影響を与えるのかを解説します。参加者は具体的な事例を通じて、実践的な視点を得られる貴重な機会となるでしょう。
文科省の新たな指針とその重要性
加えて、文部科学省が発表した「令和8年度大学入学者選抜実施要項」では、総合型選抜や学校推薦型選抜における評価方針が強化されており、その中でも「多面的で丁寧な評価」が強く求められています。この流れに応じて、入試の設計を見直すことが一層重要であることが明確にされています。
受験生に対して効果的な「問い」を設けることは、単に入試を通過させるだけではなく、学生の潜在能力を引き出し、持続的な学びを促す上でも大切です。受講者はこのセミナーを通して、ただの入試評価にとどまらず、それが大学生としての成長や学びに結びつくための「問い」の重要性を知ることができる貴重な機会となります。
セミナーの詳細
セミナーは無料で参加できるため、大学入試に関わるご担当者にはぜひとも参加をおすすめします。参加希望の方は、7月8日(火)までに以下の案内ページから申し込む必要があります。参加方法はオンライン藤尾で行なわれ、手軽に学ぶことができます。特定のテーマをディスカッションし、他の教育者との意見交換ができるため、参加する価値は大いにあります。
【セミナー概要】
- - 日時: 7月10日(木)15:00 ~ 16:00
- - 形式: オンライン開催(Zoomウェビナー)
- - 対象: 大学入試の企画・業務に携わる方
- - 講演者: 杉森 公一 教授
- - テーマ: 「私たちが受験生に課す『問い』は、大学の入り口になっているか」
興味のある方は、URLを訪問して詳細を確認してください。参加を通じて、新しい視点を得られることでしょう。
【お申し込みは以下のURLから】
申し込みページはこちら。
【お問い合わせ先】
河合塾 教育研究開発部
j-bridge-system@kawai-juku.ac.jp
杉森公一教授について
桑名流の教育研究者であり、大学入試だけでなく広範な教育分野に精通しています。計算量子化学を専門とし、菊池大学の教務部長を務めながら、多くの教育改革の実践を行っています。自身の教育理念を持ち、受験生への支援を常に真剣に考えています。
このセミナーは、受験生へのサポートや評価方法を見直すための絶好のチャンスです。参加をお待ちしています。