AI採点システム
2026-02-13 13:45:43

新たな音声解析技術で評価が変わる!『モノマネMONSTER』のAI採点システム

新たな音声解析技術で変わるモノマネの評価



日本テレビの人気番組『モノマネMONSTER』が新しい注目を集めています。なんと、番組にAIを活用した音声解析による採点システムが導入されたのです。これにより、視聴者に新たな評価体験を提供することを目指しています。この取り組みを進めているのは、東京都港区に本社を置く株式会社クロノキャスト。彼らの音声解析エンジンが番組の製作に大きな貢献を果たしています。

歌モノマネの「似具合」を科学的に評価



これまでの歌モノマネ番組において、「似ている」という評価は主に審査員や観客の主観に基づいていました。そのため、客観的な基準に欠ける評価が行われていたのが実情です。しかし、今回のクロノキャストの取り組みでは、音声解析技術を使用してこの「似具合」を定量化することに成功しました。具体的には、AIが提出するスコアによって従来の主観的な評価を補完し、番組演出に新しい奥深さを加えました。

AI採点システムの特徴



この「歌声モノマネ採点AI」には、従来のカラオケ採点と異なる独自の特徴があります。一般的には音程やリズムを重視する評価が主流ですが、AIは「歌声がどれほど似ているか」を基準にした分析を行います。具体的な特徴量として、声質(timbre)、しゃくり(pitch scoop)、ビブラート、抑揚(ダイナミクス)、波形特徴量などを見つめ、類似度を解析しています。

さらに、このAIはDTW(Dynamic Time Warping)技術を活用することで、演者ごとの歌唱スタイルやテンポの違いを吸収しながら、正確な比較を実現しています。また、観客の歓声や残響のある放送現場においても、高精度な歌声を抽出できるよう最適化されています。このため、収録中に迅速にスコアを出力することが可能で、演出連動も容易に行える仕様になっています。

短期間での開発実現の背景



今回のAI採点システムが1ヶ月という短期間で構築できた背景には、株式会社クインティアとの連携があります。クインティアが持つモジュール化された音声解析エンジンにより、音源分離や特徴量抽出、類似度算出などの機能を迅速に再構成できたことが、開発のスピード感を生み出しました。また、現場が求める高度なユーザーインターフェースや安定性も短期間で確保されました。

放送業界におけるDXの可能性



このシステムの導入により、AI技術は単なる業務の効率化にとどまりません。視聴体験を豊かにするための新たな客観指標を提供し、その結果として演出の幅を広げることに寄与しています。今後、クロノキャストは日本テレビをはじめとする放送局・メディア事業者とのパートナーシップを強化し、音声・映像解析、字幕生成、視聴者参加型コンテンツなど、幅広い領域でデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていく方針です。

株式会社クロノキャストについて



株式会社クロノキャストは、東京都港区に本社を構え、放送技術とAIを基にしたソフトウェアの開発を行っています。設立は2025年8月12日で、代表取締役は山上駿也氏です。『モノマネMONSTER』での技術協力を通じて、今後のさらなる発展にも期待が寄せられています。

詳細は、公式サイト(chrono-cast.com)で確認できます。


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