外国人材のための新たな支援サービス、『Lifestyle Advisor Global』の展開
Renxa株式会社(東京都豊島区)は、株式会社ラストパートナー(東京都目黒区)との提携を発表し、特定技能人材向けの新たなサービス『Lifestyle Advisor Global』(ライフスタイルアドバイザーグローバル)を提供開始しました。このサービスは、外国人が日本での生活をスムーズに開始できるよう、住まい探しや電気・ガス・水道・インターネットといったライフラインの契約手続きを代行するものです。
急増する特定技能人材とその課題
日本では2009年をピークに人口が減少し、今や15年連続でその傾向が続いています。この状況において、特定技能人材は解決の鍵として注目されています。特定技能は2019年に創設された在留資格で、日本国内の人材確保が困難な分野で外国人を受け入れることを目的としており、この制度を利用する企業は年々増加しています。しかし、外国人材の受け入れに際して、住まいの確保やライフラインの手続きが日本語の壁によってスムーズに行えないことが課題として残っています。
生活環境の整備をサポート
このような課題を解決するために『Lifestyle Advisor Global』が設計されました。このサービスでは、英語やネパール語などでのサポートを通じて、外国人材が日本での生活を始めるための道筋を提供します。住まいの契約からライフラインの手続き、必要な商品やサービスの提案まで、幅広く対応し、入居者のニーズに寄り添った最適なプランを提案します。
導入企業からの評価
実際に『Lifestyle Advisor Global』の利用を始めたラストパートナーの担当者は、「外国人材への生活フォローはとても大きな負担でしたが、今では全て任せられるようになり、他の業務に集中できるようになりました」という嬉しい声を寄せています。このことからも、同サービスの有効性が伺えます。
今後の展望
『Lifestyle Advisor Global』は、今後も外国人入居者の生活を支えるため、多言語対応を強化し、より多くの入居者に対して快適なサービスを提供することを目指します。一人ひとりに寄り添ったサポートを通じて、満足度を高め、より良い生活を実現するためのサポートに注力していく予定です。この提携を通じて、深刻な人材不足など社会的な課題の解決にも貢献していく便りになっています。
Lifestyle Advisor Globalの概要
『Lifestyle Advisor Global』は、外国人が安心して日本での生活を開始できるよう、様々なライフラインの利用開始手続きを母国語でサポートします。利用可能な言語は、日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ヒンディー語、ネパール語、ミャンマー語、タガログ語、インドネシア語、スペイン語、ポルトガル語など多岐にわたります。これにより、外国人材が直面する複雑な手続きを簡素化し、快適な新生活を促進していきます。
このようにして、『Lifestyle Advisor Global』は日本で働く外国人材の定着を支援し、企業側にとっても大きなメリットを提供することを目指しているのです。