第19回法人会全国女性フォーラム北海道大会が盛況裏に開催
2023年9月18日、札幌パークホテルにて第19回法人会全国女性フォーラム北海道大会が行われました。この大会は、税をテーマに地方や国への貢献を目指す法人会が主催しており、全国から女性経営者たちが参加し、一堂に会しました。
大会には、約1,600名の女性部会員が集まり、キャッチフレーズ「自然と女性の活力で 笑顔いっぱい北海道。~明日をつなごう!未来につなごう!~」のもと、さまざまな議論が交わされました。来賓として国税庁課税部長や札幌国税局長、札幌副市長も臨席し、女性の活躍がいかに地域社会を支えるかを再確認する場となりました。
フォーラムの目的と内容
このフォーラムは、女性部会員の資質を向上させ、情報を共有することで部会活動を活発化させることを目的としています。実際、女性部会活動は全国で毎年開催されており、第1回はここ札幌で平成18年に行われました。大会の前段では、約90名の各地の女性部会長が11グループに分かれて「魅力ある女性部会にするために」というテーマで意見交換会を実施。その中では、持続可能な社会を目指す中での「食品ロス」削減などの活動についても情報が共有されました。
また、各地の法人会がどのように女性部会員を増やしているのか、その成功事例を基に熱く議論されたことも特筆に値します。女性の力を結集し、地域貢献をより深めるための具体的な方策が数多く提案されました。
大会式典のハイライト
大会式典では、北海道内の30の女性部会による租税教育や社会貢献活動の様子が映像で流され、参加者たちの心を掴みました。特に小学生を対象とした「税に関する絵はがきコンクール」は、全国から応募のあった約25.1万作品の中から選ばれた受賞作品をスクリーンで紹介。約440点の代表作品が展示され、その年々進化する子どもたちの創造力に参加者から感嘆の声が上がりました。
この絵はがきを通じて、税金について真剣に考え、自らの言葉で表現する子どもたちの姿が目に浮かぶようでした。絵を通じた楽しさと学びの場が、一緒に何かを成し遂げる力を育んでいることは、まさに未来へとつながる希望の象徴です。
締めくくり
第19回法人会全国女性フォーラム北海道大会は、参加者一人一人が自らの役割を再認識し、今後の活動をより一層進化させる契機となったことは間違いありません。今後もこのような交流の場が続いていくことで、女性の力が地域や社会をさらに支える基盤となることを期待しています。