Tsunagiの蕎麦体験
2025-07-08 09:45:45

蕎麦を通じた新しいつながり創出、Tsunagiの挑戦が始まる

蕎麦を通じた新しいつながり創出、Tsunagiの挑戦が始まる



合同会社Tsunagiは、「蕎麦を起点に人と地域をつなぐ」を目指し、北海道幌加内町において「蕎麦畑オーナーシッププラン」をスタートしました。この取り組みは、都市住民が農業に関与する新たな形の「関係人口」を目指した共創モデルです。特に蕎麦に焦点を当てることで、都市と地域の架け橋となることが期待されています。

1. 北海道幌加内から始まった「自分だけの蕎麦畑」体験



今回、Tsunagiが主催したプランでは、参加者が自分の蕎麦畑を持ち、蕎麦の成長とともに地域との絆を深める体験を提供しました。日本有数の蕎麦の名産地である北海道幌加内町。ここでは、地域に根付いた製粉販売会社「そばの坂本」の協力を受けて、初の「種蒔き」イベントが行われました。2025年6月に実施されたこのイベントには、東京から10名ほどの参加者が集まり、実際に種をまく体験を通じて、地域とのつながりを体感しました。

動画共有サイトのYouTubeでは、参加者の体験の様子も見ることができます。地元の人々との交流もあり、参加者は「種をまいた瞬間、自分もこの土地の一部になれた」と感動の声を上げました。このような体験は、普段の生活では味わえない貴重なものです。

2. 都市と地域を“蕎麦”でつなぐ、新しい関係の形



このプランの大きな特徴は、「都市住民が関係性を持てる一次産業」として蕎麦を位置づけていることです。蕎麦を育てるという行為そのものが、農業と都市、地域とのつながりを生み出すブリッジとなります。参加者からは「自然、食、人、すべてがつながる体験ができ、最高でした!」といった嬉しい反応が寄せられています。

実際に蕎麦を育てることで、彼らは農業の基礎を学ぶだけでなく、地域社会とのつながりを深め、自分たちの食文化への理解も深まります。この取り組みは、単なる観光の枠を超え、地域振興にも寄与しています。

3. Soba transformation(Sx)──合同会社Tsunagiが目指すもの



このプランは、Tsunagiが展開する「Soba transformation(Sx)」の一環です。Sxとは、蕎麦の伝統に新しい視点を取り入れ、創造性や革新性を通じた新たな変化を模索することを意味します。 具体的には、未利用の蕎麦のふすま粉を使用したアップサイクル蕎麦クラフトビールの製造販売や、蕎麦とHIPHOPと和太鼓を融合させた映像制作、さらには子ども向けの蕎麦食育イベントなども展開しています。

「Sx」の核となるテーマは、「伝統を新しく解釈し、次世代へと受け継ぐこと」です。Tsunagiは、今後も新たな挑戦を続け、蕎麦文化をより広い世代に浸透させていくことを目指しています。

4. 次は長野・安曇野へ。蕎麦を通じた関係づくりを全国へ拡大



2025年10月には、幌加内ツアーの収穫編が計画されています。参加者は自分の畑で育てた蕎麦を刈り取り、さらにそば打ち体験を通じて「育てる」「つくる」「食べる」の循環を学ぶことができます。

さらに、2025年の夏からは長野県安曇野市でも同様の蕎麦畑オーナーシッププランが開始予定です。地域の資源をつかい、「自分事」として楽しめる一次産業としての蕎麦文化を未来へとつないでいきます。

本取り組みは、農業、観光、事業創出を一体的に実現するモデルであり、各地域のニーズに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。「私たちの地域でもやってみたい」と考える自治体や地域団体からの問い合わせをお待ちしています。

蕎麦文化の未来をともに創る



Tsunagiは、「Sx! Soba(蕎麦) transformation!」をスローガンに、蕎麦の伝統を新たな視点とつなげ、創造性と革新性を持った活動を行っています。日本の蕎麦文化のさらなる発展を願い、多くの人々に蕎麦への理解と応援を広めていきます。詳細や協賛案件については公式ウェブサイトをご覧ください。


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