未来を担う高校生たちが挑む!全国高校生政策甲子園2025 東日本地区予選
2025年7月24日、東京都庁の会議室で「第三回全国高校生政策甲子園」の東日本地区予選が行われます。このイベントは、全国の高校生が社会課題について考え、政策を立案する場であり、若者の政治への関心を高める良い機会として注目されています。主催は公益社団法人日本青年会議所(以下、日本JC)で、今年は特に都議会議員の皆様が審査員として参加します。
若者が政治を意識するために
全国高校生政策甲子園は、2023年よりスタートしたプロジェクト。高校生は設定されたテーマを元に、社会課題に取り組む政策を考え、実際に政府に提言できるチャンスを得ます。これにより、民主主義の一員としての意識を育むことを目指しています。また、最近選挙権が18歳に引き下げられたことを受けて、学校教育の中での主権者教育の重要性が高まっています。
競技内容について
今年の大会は、2つのテーマ部門で構成されています。1つ目は「未来の日本を創造する!持続可能なデジタル政策!」で、こちらには多くの高校がエントリーしています。具体的には、デジタル改革による教育の持続可能性、 高齢者向けのネットリテラシー強化を図るスマホ教室、などの提案が寄せられています。
2つ目の自由設定部門では、参加者が自由に政策を考え、自らの視点で地域課題へアプローチします。「日本みらい医療応援交付金」による医療現場へのエールや、多文化共生による地域活性化の挑戦など、多様な視点での創造的な政策提案が期待されています。
日程と会場
「第三回全国高校生政策甲子園 東日本地区予選」は、2025年7月24日(木)の9:45より開催されます。会場は東京都庁の会議室で、競技は午前と午後の2部に分かれ、合計20チームが参加します。
各チームは政策を5分間で発表し、その後5分間の質疑応答を経て、審査員による審査が行われます。今年の注目ポイントは、参加チームのうち上位6チームが決勝大会に進出できることです。東日本からの挑戦者たちが、その政策でどのように主権者としての主張を実現するのか、非常に楽しみです。
決勝大会への道
決勝大会は、2025年8月25日、国会議事堂参議院別館にて行われます。その際、会場での演説とインターネット投票を通じて、最優秀な政策提案が選ばれます。投票期間は9月1日から20日間にわたり、全国の人々は各チームの政策に対して支持を表明することができます。
お問い合わせと今後の予定
この素晴らしい取組に関心を持たれた方は、ぜひ日本JCの公式ホームページへアクセスし、詳細情報をチェックしてください。若者の政治参加を促し、更なる社会の発展に寄与するこの大会への応援を、ぜひともお願い致します。
全国高校生政策甲子園 公式ホームページ
主権者教育の重要性が認識される中、若者たちがどのような政策を打ち出していくのか、注目が集まります。高校生たちの熱意と創造力が、未来の日本をより良くする手助けとなることを期待しています。