ウサギ・ジャポンがPekPekの新社長に星さとみを任命
2023年8月、金融業界での新たな挑戦として、株式会社ウサギ・ジャポンがその代表取締役社長に星さとみ氏を任命したという重要なお知らせを発表しました。この決定は、地域の教育事業と人材育成を軸にした活動が期待されており、特に北海道室蘭市に拠点を持つ株式会社PekPekへの注目が集まっています。
PekPek設立の背景
株式会社ウサギ・ジャポンがPekPekを設立するに至った背景には、創業者の鈴木万梨子氏の熱意があります。鈴木氏は地方創生SDGs官民連携プラットフォームを通じて室蘭市との関わりを持ち、その地域問題に気づきました。2022年12月、彼女は女性経営者向けのセミナーで登壇した際に、室蘭の豊かな自然環境が経済発展の基盤だという地元の人々の熱い思いに触れ、この地で事業を立ち上げることが自らの使命であると確信したのです。
その後、室蘭市で活躍中の女性起業家、星さとみ氏と出会い、多様な文化が交わる場所の創出を目指したディスカッションが進み、約1年半の交流を経て、PekPekの設立が決定しました。2025年3月には、正式に株式会社PekPekが設立され、星氏が代表取締役に就任しました。
未来へのビジョン
PekPekの掲げるミッションは、「子どもたちが人とのコミュニケーションを通じて、自分の可能性に気づき、ヒカリ輝く未来とつながるきっかけを届けること」です。そして、そのビジョンはすべての子どもに“生きる力”と“夢中”を提供することの実現を目指しています。
米名の「Value」にも示されているように、星氏は、「やりたい!」という芽を尊重し、子どもたちが挑戦と失敗を通じて学びを得られる場を作ること、さらには大人自身も一緒に成長できる環境を整えることを目指しています。これは、教育事業やイベント運営を通じて地域のPRなども行う企業としての姿勢が強く反映されています。
星さとみの経歴と意義
星さとみ氏は1983年生まれ、北海道の厚岸町で育ちました。釧路工業高等専門学校を卒業後、室蘭市内の住宅工務店に勤務し、15年間で1,000件以上の住まいづくりに関わりました。その後、教育インストラクターとして独立し、地域イベントや企業研修など多様な分野において業務を展開しています。
彼女は2021年からは親子参加型イベントを発案し、人気を博しました。このように、星氏は地域活性化に向けた強いフィロソフィーを持っており、その取り組みは今後も進化し続けることでしょう。
まとめ
ウサギ・ジャポンのPekPekが星さとみ氏をサポートし、教育事業を通じて地域の人々と共に成長していく様子は、多くの人に希望を与えるに違いありません。室蘭市の特性を生かした文化・教育事業が進むことで、地域の未来に光が差し込むことを期待しています。星氏の活動がどのように展開されていくのか、ぜひ目を離さずに注目していきましょう。