中古マンション購入時における内見の意思決定プロセス
株式会社リアークスファインドが実施した調査によると、過去5年以内に中古マンションを購入した一都三県在住の300名を対象に、内見の意思決定プロセスが明らかになりました。本調査では、内見を行う際の動機や経路、さらに購入者がどのように物件情報を収集しているのかを探りました。
内見件数の実態
調査では、内見した物件の数に関する結果も注目に値します。「1~3件」の内見が最も多く、全体の37.0%を占めています。さらに「4~6件」が31.0%と、合わせて68.0%の人が6件以内で内見を終わらせ、購入を決断していることがわかりました。この結果は、購入者が数多くの物件を比較するよりも、限られた内見の中でじっくりと判断している実態を示しています。
SNSの影響
また、マンション探しにおける情報収集では、SNSの利用が広がっていることも明らかになりました。ほぼ毎日SNSをチェックしているという回答が25.0%、週に1回以上という人は全体の61.0%に達しています。SNSは単なる情報収集のツールではなく、内見のきっかけを作る重要なプラットフォームとなっているようです。
内見物件を知った経路
調査によれば、内見した物件を知った最も多い経路は「不動産ポータルサイト」で、全体の64.3%が該当します。続く「仲介会社からの提案」が34.0%と、従来型の経路が依然として主な情報源であることが分かります。しかし、SNSを通じて物件情報を得た割合も増えており、個人や企業の発信による情報が実際の購買行動に結びつくケースが相次いでいるようです。
影響の大きかった経路
内見のきっかけとして最も影響が大きかった経路としても、不動産ポータルサイトが59.6%となっており、仲介会社の提案が続く結果となりました。これによって、情報接触の最初の段階がその後の意思決定に大きく影響していることが再確認されます。
SNSの発信元
内見をきっかけにしたSNSの発信元についても注目が集まります。最も多かったのが「不動産エージェント(個人)」で47.7%、そして「仲介会社の公式アカウント」が46.6%となり、個人エージェントと企業の公式アカウントが拮抗している結果が現れました。これにより、SNSを通じた情報発信が実際の内見へとつながる重要な役割を果たしていることが明らかです。
内見の要因
さらに、内見のきっかけとなった要因として最も多かったのは「価格・立地・間取り・築年数等の条件」で、59.3%に上りました。条件面が重視されている一方で、自身が求める暮らし方に合致しているかどうかも重要な決定要素であることが浮かび上がりました。内見に至る経路が多様化する中、求める物件の条件がどれだけ明確に伝わるかがカギとなっているようです。
SNSとの関わり
SNSを介して物件情報を見るようになった時期について尋ねたところ、47.7%の人が「マンション購入を考え始めたタイミングで見るようになった」と答えました。そのほか、88.6%の人が購入検討の前からもSNSに目を通しており、事前の情報収集が日常的なものになっていることが示唆されます。
最終的な購入に至った物件
SNSを通じて気になった物件については、71.6%の人が最終的に購入したという驚きの結果も出ています。これらの数字から、SNSが単なる情報源としてだけでなく、実際の購入行動にまで寄与していることが浮き彫りになりました。
仲介会社との関わり
さらに、仲介会社との関わり方では、81.0%の人が最初に内見のきっかけをくれた仲介会社から購入したと回答しています。これは、初めての接点を持った仲介会社が、その後の購入決定に大きく影響することを意味しています。
まとめ
調査の結果、中古マンション市場では内見の情報発信が購入の決定に与える影響が大きいことがわかりました。特に不動産ポータルサイトや仲介会社が主な経路として機能している一方で、SNSも新たな可能性を持った接点として注目されています。今後も、購入者が求める情報がどのように伝わっていくのか、継続的に注目していきたいと考えています。
会社概要
株式会社リアークスファインドは、東京都新宿区に本社を置き、「人と不動産のかけ橋」という理念のもと、中古マンションの仕入れ営業・販売営業を展開しています。近年、売上高は過去最高の92.5億円を達成し、今後も成長が期待されています。