新NISA制度開始から1年の投資実態調査
新NISA(少額投資非課税制度)が昨年1月にスタートし、もう1年が経ちます。この制度の開始に伴い、多くの人々が投資や資産運用に興味を持つようになったと言われています。Sasuke Financial Labが実施した調査によると、全国の19歳から60歳までの男女347名を対象に、実際の投資状況やその背景についての実態が明らかになりました。
調査結果の概要
調査によると、約6割の回答者が投資経験が5年未満であることがわかりました。ちなみに、10年以上の経験を持つ人は約2割と、経験者の中でも比較的初心者が多い状況が見受けられます。年代によっても、特に20代や30代は5年未満の初心者が多く、50代では10年以上の経験者が相対的に多いことが判明しました。
投資を始めたきっかけ
また、投資や資産運用を始めるきっかけとして、最も多くの人が挙げたのは「老後に不安を感じた」というもので、58.5%に及びました。「収入を増やしたい」と考える人も57.6%と多く、将来のライフイベントに対する準備が関心を集めていることがわかりました。
どんな商品を選んでいるか
現段階で多くの人が取引している商品は、約65%が「投資信託(NISA含む)」、60%以上が「株式投資(NISA含む)」であることが示されています。そのため、特に新NISA制度が提供する税制優遇を利用していることが伺えます。
新NISA制度の利用状況
この新しい制度についての質問には、全体の75.2%が「利用している」と回答。この数字は新NISAが多くの人にとって有用であった証拠と言えます。
毎月の運用額
また、毎月の運用額に関しては、約半数の人が3万円未満で運用しており、10万円以上の金額を運用している人は約1割という結果になりました。年代によっても異なりますが、資産運用を行っている人は、自己資産を増やすために定期的に少額からの投資を行う傾向があることが見受けられます。
どのように資産を使う予定か
投資から得た資産の使い道についても質問が投げかけられましたが、「老後資金に使う」と答えた人が最も多く、59.7%が該当しました。これにより、投資による収入増加の目的が老後の安定に対する備えであることが明らかになりました。
まとめ
今回の調査から、投資や資産運用のスタートを切ったばかりの人が多く、特に将来への不安から資産運用を始めたことがわかりました。新NISA制度の導入によって、投資初心者でも参加しやすい環境が整ったとも考えられます。このような環境を通じて、将来に対する備えをしっかりとしたいと考える人が増えていることは非常にポジティブなニュースです。さらに、コのほけん!ではライフコンサルタントを通じて、資産運用に関わる相談も行っていますので、ぜひ利用してみてください。
詳しい情報は公式サイトで確認できます[こちら](https://konohoken.com/)。