株式会社グローバル・リンク・マネジメントがGHGデータの第三者保証を取得
東京都渋谷区に本社を構える株式会社グローバル・リンク・マネジメント(以下、GLM)は、最近、温室効果ガス(GHG)排出量データの信頼性を高めるために、LRQAリミテッドによる第三者保証を取得したことを発表しました。この第三者保証の取得は、GHG排出量にとどまらず、女性管理職比率や健康診断受診率などの社会データも含まれていることが特徴です。
この取り組みは、気候変動リスクを経営において重要なリスクと位置づけるGLMにとって大きな意味を持っています。GLMは、環境問題への取り組みを強化し、持続可能な社会の実現を目指しており、今回の第三者検証はその一環として実施されました。具体的には、2024年1月1日から12月31日までの期間に掲載される環境・社会データに対し、ISAE3000(改訂版)およびISO 14064-3:2019に基づいた第三者検証を行い、LRQAリミテッドから独立した保証声明書を取得しました。
GLMの気候変動に対する取り組み
GLMグループは、気候変動に関するリスクをしっかりと把握し、それに基づいた事業戦略を進めています。気候変動への対応を「マテリアリティ」として捉え、単なる事業運営の一環として捉えるのではなく、企業理念に基づいて持続可能な経営を考えています。「不動産を通じて豊かな社会を実現する」という理念のもと、持続可能な社会の実現と企業としての成長の両立を目指して取り組んでいるのです。
これからの社会では、環境や社会への配慮が企業活動の重要な要素となっていくことは間違いありません。GHGの排出量や社会データの透明性を高めることは、GLMの透明性を高め、株主や顧客からの信頼を築く手助けともなります。
具体的な検証範囲
本第三者保証では、以下の環境データや社会データについて検証が行われます。
環境データ
- - スコープ1 GHG 排出量(トン CO2e)
- - スコープ2 GHG 排出量(マーケット基準、ロケーション基準)
- - スコープ3 GHG 排出量(複数のカテゴリーが含まれる)
- - エネルギー使用量(MWh)
社会データ
- - 女性管理職比率(%)
- - 女性正社員比率(%)
- - 労災による休業を伴う負傷・疾病件数
- - 健康診断受診率(%)
このように、GLMはただ不動産事業を行う会社にとどまらず、持続可能性を重視する企業へと成長しています。今後もGHG排出量の削減や、さまざまな社会課題への取り組みを進めていくことで、持続的な成長と社会貢献を両立していく意向です。
さらに詳しい情報については、GLMの公式ウェブサイトをご覧ください。興味を持たれた方は、ぜひアクセスしてみてください。