ラーメンのプロを育成する第100回『プロの為のラーメン学校』ファーストコース

プロの為のラーメン学校第100回ファーストコースレポート

栃木県小山市に本社を置く株式会社兵藤製作所が主催する『プロの為のラーメン学校』が、2025年6月17日から19日の間に第100回目となるファーストコースを開校しました。このビッグイベントには、卒業生や業界の専門家たちが集まり、参加者に向けた特別な講義と実技が行われました。

超貴重な講義

今回のファーストコースでは、卒業生であり現役繁盛店の経営者たちが講師として参加し、実際の成功経験を交えながら講義が進められました。お祝いに駆け付けたのは、各地で有名なラーメン店を運営する卒業生達であり、具体的な経営ノウハウや技術を伝授しました。

例えば、大分県の『麺堂香』や、東京都吉祥寺の『武蔵家』運営者も集結し、生徒にとっては貴重なアドバイスを直接受けられるチャンスとなりました。実技セッションでは、肉そばや煮干し中華、油そば、鶏白湯などさまざまなラーメン作りを行いました。

プロの指導

講義中は、常時30人以上の講師が生徒ひとりひとりに対して総合的なサポートを提供しました。そのため、実技と知識の両方を高める絶好の環境が整いました。受講生は初心者から経験者まで多岐にわたり、それぞれ個々のレベルに応じた指導を受けることができたのです。

1日目には、スープの基本から始まり、さまざまな材料や技術を駆使して、試行錯誤しながらラーメン作りに臨みました。そして、座学では経営に関する基礎知識や、マネジメント技術を重点的に学び、懇親会では卒業生との交流が図られました。

進化するラーメン文化

2日目には、豚骨や二郎系ラーメンなど、さらに多様なラーメンの作り方を習得しました。特に、中華料理のプロからサイドメニューの秘密を学ぶ時間では、キムチチャーハンやユッケ丼のレシピを披露され、受講生にとっては新しい発見の連続でした。実技と理論的側面を交えた講義は、受講生のやる気をさらに引き出す内容となりました。

3日目は、いよいよ卒業制作の日。各自がプランニングしたラーメンを披露し、技術を深めるために卒業生たちの助言を受けながら、自分自身のラーメンを完成させました。その自由な発想力には、驚きの連続でした。

卒業後のサポート

『プロの為のラーメン学校』の卒業生たちは、ここで身につけたスキルやレシピを活かし、各自のラーメン店で実践していく予定です。同校は卒業後も、実務研修や経営のサポートを行っており、受講生が夢を叶えるお手伝いをしています。これにより、ラーメン業界での成功を目指す受講生に対して、強力なバックアップを提供しています。

また、記念すべき第100回を迎えた『プロの為のラーメン学校』は、国内外でさらなる校舎の開校計画が進行中です。日本のラーメン文化が世界中に広がる手助けをし続けるこのビジョンは、今ともに学んだ仲間達に希望を与え、未来のラーメンシーンに新たな風を吹き込んでくれることでしょう。

卒業生の声

受講生たちはこの貴重な3日間を振り返り、さまざまな感想を述べています。

未経験者の伊藤雄二さんは「最初はラーメン作りができるか心配でしたが、充実した講義と仲間たちのサポートにより、冷し坦々めんを自分で作ることができました」と喜びを表現しました。

経験者の髙橋亮平さんも「独学ではうまくいかなかったことが多かった中、この学校での学びのおかげで技術が向上しました。仲間との絆も深まり、大変有意義な三日間でした」と語りました。