唐津南高校「虹の松原プロジェクトチーム」が環境省賞受賞！地域活性化に貢献する取り組みとは

唐津南高校「虹の松原プロジェクトチーム」が特別賞受賞

2024年12月7日、東京・渋谷スクランブルホールで開催された環境省主催の「第12回グッドライフアワード」にて、唐津南高等学校の「虹の松原プロジェクトチーム」が実行委員会特別賞環境ひとづくり賞を受賞しました。この賞は、地域の環境と社会に良い活動を促進するための取り組みを称えるもので、唐津南高校の努力が評価されたことを示しています。

虹の松原プロジェクトの背景

唐津市には日本三大松原の一つとされる「虹の松原」があり、この松原を未来へつなげるために、唐津南高校は21年前に「虹の松原プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、農業高校としての特性を活かしながら「楽しみながら学び、そして共有する」をテーマに様々なアクションを展開しています。

具体的な取り組み

プロジェクトチームは以下の活動に取り組んでいます：

- 商品開発と資源活用: 地域の特性を活かした商品開発や、松原の環境を守るための資源の有効活用を進めています。
- ESD活動: 教育の一環として、世代に応じた体験型学習を行い、松原の重要性を伝える努力をしています。
- 地域貢献: モノづくりとヒトづくりを通じて、地域社会への貢献を目指しています。

これらの取り組みを通じ、虹の松原プロジェクトは地域の環境保全と活性化に大きく寄与しているのです。

NPO法人唐津Farm&Foodとの連携

プロジェクトチームは、NPO法人唐津Farm&Foodとも連携し、「食」「農業」「環境」「循環」のテーマに基づいた環境教育プログラムを展開しています。SDGsを意識したワークショップを通じて、地域住民が楽しみながら学べる体験を提供し、地域循環型社会の実現に貢献しています。

今後の展望

虹の松原プロジェクトチームの活動は、地域循環共生圏づくりの模範的事例として、今後さらに持続可能な社会の実現に向けた展開が期待されています。唐津Farm&Foodとの協力も続け、地域環境の保護と次世代の育成に貢献していくことでしょう。

この受賞を機に、さらに地域が一体となり、虹の松原の魅力を高め、持続可能な社会づくりに向けた取り組みが広がることを期待しています。