デジタル化で進化するゴルフ場のコース管理
「三和コンピュータ株式会社」が、株式会社「太平洋クラブ」と手を組み、ゴルフ場のコース管理に革命をもたらすクラウド型コース管理システムを発表しました。このシステムの導入により、コース業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進むことが期待されています。
コース管理の新たな挑戦
三和コンピュータは、2024年8月よりゴルフ場のコース管理業務に関わるいくつかの課題に対応するため、このシステムの開発に取り組んできました。具体的には、属人化、技術継承、環境変化への適応などがあります。これらの課題を解決するために、太平洋クラブが培った運営ノウハウを基に、必要な機能を整理し、プロトタイプを作成しました。
具体的な機能について
新しいコース管理システムは、スマートフォンなどを利用してコース上の芝の状態や作業内容を画像付きで記録できます。蓄積されたデータは、コース管理の質を向上させるために利用され、効率的な管理業務を実現します。メンテナンスの作業実績や日報の集計、観察記録機能などが含まれており、作業中でもリアルタイムで情報を記録できる点が大きな特徴です。
2025年の試験導入と展示会出展
このシステムは、2025年10月より太平洋クラブ八千代コースに試験導入される予定です。また、2025年11月6日と7日には、千葉市の幕張メッセで開催される「2025ジャパンターフショー」にも出展されます。このイベントでは、業界関係者や一般のゴルフ愛好者に向けて、このシステムの優れた機能が紹介される予定です。
コース管理の改善と顧客体験の向上
三和コンピュータは、50年以上にわたりゴルフ業界に貢献してきましたが、今回のシステム開発により、コース品質を向上させるための新たなサービスが登場しました。熟練者から新人スタッフまで、情報共有を通じて作業効率が上昇し、品質も向上すると期待されています。これにより、顧客体験が向上し、リピーターの増加につながることが予想されます。
会社情報
三和コンピュータは、東京都港区に本社を置く企業で、コンサルティングからソフトウェア開発、ハードウェアの設置まで幅広いサービスを提供しています。詳しい情報は公式ウェブサイトを是非訪れてみてください。
公式ウェブサイト:
三和コンピュータ
新たな試みとして、今春にこのシステムの正式提供を予定しています。今後の進展にご注目ください。