すみだ子どもフェス
2025-07-15 14:45:45

笑顔あふれる子どもたちの伝統文化体験『すみだ子ども民謡フェス』レポート

笑顔あふれる子どもたちの伝統文化体験『すみだ子ども民謡フェス』



2025年7月12日、東京都墨田区の立川児童館にて、一般社団法人民俗文化興隆協会が主催した『すみだ子ども民謡フェス』が開催されました。このイベントは、伝統文化を子どもたちに楽しく体験してもらうことを目的に企画されたもので、約60名の親子が参加し、会場は終始笑顔で包まれました。

民謡と民舞が織りなす感動の瞬間


イベントの前半には「民謡民舞ふれあい体験ライブ」が行われ、民謡歌手の小山みつなさん、津軽三味線の沢目真宙さん、太神楽師の鏡味味千代さん、舞踊家の花柳與扇さんが出演しました。ライブでは日本各地の民謡がメドレー形式で披露され、力強い津軽三味線の音に、子どもたちの目が輝きます。また、太神楽の神技である傘に玉を回す演技や、「五階茶碗」の妙技には驚きの声が上がり、観客たちの拍手が鳴り響きました。

続いて行われた民舞のワークショップでは、山形県の「花笠音頭」を全員で踊りました。講師の動きに合わせて花笠を持ち、みんなで楽しく踊ることで、会場全体が一体感に包まれました。

伝統文化を身近に感じる体験ブース


イベントの後半は多彩な伝統文化体験が行われました。民謡体験では講師と一緒に歌い、「もう一回歌いたい!」と何度も挑戦する子どもたちの姿が印象的でした。和楽器の三味線、琵琶、箏に挑戦する子どもたちもおり、一生懸命音を鳴らそうとする姿からは、初めての文化に対する真剣さが伝わってきました。

また、着物体験では子どもたちが和装に身を包み、親子での写真撮影を楽しむ姿が見られました。太神楽の体験ブースも賑やかで、実際に傘を使った曲芸に挑戦する子どもたちの笑顔が印象的でした。

子どもたちの声から見る文化への関心


参加者のアンケートでは、「普段できない体験が楽しかった」、「伝統文化を習ってみたい」といった声が多く寄せられ、子どもたちが伝統文化に対する関心を持っていることが伺えました。これらの体験を通じて、地域の子どもたちに日本の文化の素晴らしさを伝える機会が増えていることが実感されました。

次世代へ文化をつなぐ取り組み


『すみだ子ども民謡フェス』は、「すみだ伝統文化ふれあいプロジェクト」の一環として実施されています。このプロジェクトの趣旨は、地域の子どもたちが日本の伝統文化に気軽に触れ、豊かな人間性を育むことです。最近では子どもたちが体験する機会が減少している中、このイベントを通じて次世代への文化継承活動が進められています。

この活動は、墨田区の後援を受けており、地域とともに伝統文化をインタラクティブに学ぶ場を提供しています。子どもたちにとって、日本の文化に親しむ貴重な経験となったことでしょう。

これからも伝統文化を楽しむ場作りを


一般社団法人民俗文化興隆協会は、日常の中で伝統文化にふれる機会を創出し続け、さらなる魅力的なプログラムを考案していきます。参加者からは期待の声が多く寄せられており、次回のイベントも楽しみです。

ぜひ、地域の子どもたちが気軽に伝統文化を楽しめるこのようなイベントに参加してみてください。私たちが受け継いできた日本の文化を、次世代につないでいく大切な活動をこれからも応援していきます。


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