佐久間良子特集上映開催
古本や文化の街、神保町に位置する「神保町シアター」が、2025年1月4日から1月31日まで、日本映画界に名を馳せる女優、佐久間良子の特集上映を行います。これは、彼女の初著作『ふりかえれば日々良日』の刊行を記念したイベントで、昭和の名作映画を中心に、佐久間の素晴らしいキャリアに焦点を当てます。
佐久間良子の歩み
1960年代から70年代にかけて、佐久間良子は約150本もの映画に出演し、日本映画界に不朽の名作を数多く残しました。特に、本特集で上映される「故郷は緑なりき」や「五番町夕霧楼」などは、彼女の女優としての財産とも言える作品です。これらは単なる映画に留まらず、その作品を通じて当時の社会背景や文化を学ぶことができる貴重なコンテンツでもあります。
主な上映作品
上映される作品は、次の通りで、各作品が持つ独特な魅力をお楽しみいただけます:
監督:村山新治
原作:富島健夫
共演:水木襲、三國連太郎
監督:田坂具隆
原作:水上勉
監督:村山新治
原作:五味川純平
監督:市川崑
原作:谷崎潤一郎
神保町シアターでは、これらを含む全16作品が上映されます。懐かしの名作たちをフィルムで観ることができる絶好の機会です。
特集上映の詳細
次のような情報がありますので、訪れる際は必ずチェックしてください。
- - 期間:2025年1月4日(土)〜1月31日(金)
- - 場所:神保町シアター(千代田区神田神保町1-23)
- - 料金:一般1400円、シニア1200円、学生1000円
- - 休館日:1月28日(火)設備点検のため
書籍も発売
また、1月24日には佐久間良子の初著作『ふりかえれば日々良日』が発売されます。本書では彼女が自身のこれまでの人生を振り返り、現在の生活を綴っています。映画と合わせて、彼女の人生をより深く理解することができる貴重な一冊です。
この特集上映は、佐久間良子という一人の女優の魅力だけでなく、昭和の日本映画を通しての文化を再発見する素晴らしいチャンスです。是非、映画館で彼女の名作を堪能しながら、特別な時間を過ごしてください。