戯曲コンテスト開催
2025-07-04 12:07:21

障がいのある人々の想いを戯曲で表現するコンテスト開催

「みんなが書く戯曲のコンテスト 〜障がいのある人の生活・思い・想像を演劇台本に」



2025年、鳥取県の「鳥の劇場」では、障がいをテーマにした短編戯曲のコンテストを実施します。このコンテストは、障がいのある人々の生活や思いを演劇の形で表現することを目的としています。誰もが参加できる環境が整えられており、戯曲創作の経験がない方でも安心して挑戦できます。

昨年度のコンテストにおいては、244作品もの応募があり、その中から選ばれた作品は大きな反響を呼びました。特に、障がいに関する声が埋もれていたことを知り、その重要性を再認識した機会でした。プロの戯曲作家による支援もあり、応募者は作品をブラッシュアップすることが可能です。

コンテストの目的


このコンテストは、障がいというテーマが人々との関係性から生まれることを考慮し、戯曲という手法が最適であると考えています。戯曲の作成は、時間の制約がある方でも比較的参加しやすい表現方法です。また、これを通じて、障がいのある人々の思いや願いが社会に広がり、理解を深める手助けとなることを目指しています。

参加詳細


コンテストは2025年8月1日から9月30日まで作品を受け付けます。応募資格は、「物語に障がい者が登場する作品」と「障害者手帳を持っている方が書いた作品」のいずれかです。参加者は、オリジナルで未発表の日本語の作品を提出する必要があります。

ドキュメンテーションと上演機会


一次選考を通過した作品は、プロ作家による伴走支援を受けることができ、その記録は冊子やウェブで共有されます。また入選作品は、2026年にはニューヨークのクイーンズシアターでの上演候補となり、さらに鳥の劇場でのリーディング上演も予定されています。

応募方法とサポート


作品は、メール、郵送または持ち込みのいずれかで受付が可能です。コンテストの公式ウェブサイトには、「戯曲ってどうやって書くの?」という初心者向けの動画が用意されていて、初めての方でも安心して挑戦できます。さらに、伴走支援では、著名な劇作家が参加者と共に創作をサポートします。

最終選考と発表


2026年には入選作品の最終選考が行われ、表彰式が予定されています。その際、入選作品は特別なリーディング発表会として舞台に上がります。

障がいのある人々の声を反映させる集大成の場として、たくさんの方が参加されることを心よりお待ちしています。戯曲の世界に飛び込むことで、多様な視点を届け、社会を豊かにしていきましょう。


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