春の足トラブルを軽減!無料オンライン相談「足の相談室」スタート
春の訪れとともに、足のトラブルが増加する季節がやってきました。足に関する悩みを抱える方々のために、医療法人社団輝幸会が運営する「足の相談室」が、2025年2月16日(日)から無料のオンライン相談サービスを開始しました。このサービスは、専門医たちが利用者の足の痛みや変形、靴選び、歩行の不安など、幅広い悩みに対応します。
「足の相談室」サービス概要
「足の相談室」は完全無料で、回数制限もなし。利用者は24時間いつでもオンラインで相談が可能です。足に悩みを持つ方はオンラインフォームから質問を送信するだけで、専門家が3営業日以内にメールで回答。必要に応じて外来での受診や提携医療機関への案内も行います。特に特徴的なのは、医師だけでなく、看護師や理学療法士、義肢装具士といった多様な専門家が連携し、治療やフットケア、歩行機能訓練に関する幅広いアドバイスが受けられる点です。この相談室はまた、匿名性を保ちながら許可を得た質問と回答を公式サイトに掲載し、他の利用者が参考にできる「生きた図書館」としての役割も果たしています。
足専門医療の社会的ニーズ
日本には足のトラブルに特化した専門医療機関が少ないのが現状です。皮膚科や整形外科が足の悩みに応じることはありますが、総合的に足を診る医療機関はほとんど存在しません。そのため、遠方から足のクリニック表参道を訪れる患者も多いですが、移動や費用の負担から利用をためらうケースも少なくありません。「足の相談室」は、そんな方々に正しい情報を届けるために立ち上げられたサービスです。
春に足が痛む理由
足のクリニック表参道では、春から夏の間、外来患者数が増加する傾向があることが分かっています。具体的には、冬と比べるとその数は1.6倍にまで増加します。それは、冬の寒さで活動が少なくなっていた足が、春になって急に活発に動き始めるためです。暖かくなると、プロテクトの少ない靴を履く機会が増え、外反母趾や足底腱膜炎、さらには巻き爪といった症状が悪化しやすくなります。中高生や社会人が新しい靴に切り替える時期でもあり、さらなる影響を及ぼしています。このような症状に苦しむ方々が増える春先、足の相談室は、気軽にアドバイスを受けられる窓口として機能します。「春になって足が痛む」と感じている方は、一度相談してみることをお勧めします。
書籍が大ヒット中
さらに、2025年2月に桑原が執筆した健康書『外反母趾と足底腱膜炎 自力でできるリセット法』が、発売2ヶ月で1万部を突破し、異例のスピードで増刷が決まりました。この書籍では、足の痛みを自宅で緩和するためのストレッチやテーピング方法が写真と共に紹介されており、読者からは「これまで諦めていたヒールが履けるようになった」との声も寄せられています。足の相談室でも、書籍のセルフケア方法を実践している方からの質問が寄せられており、医師が症状に合わせたアドバイスを行っています。
院長の思い
足のトラブルを軽減することが、健康的な生活への近道です。院長の桑原は、「足は全身の土台であり、歩行機能の低下は健康寿命を縮める大きな要因」と、強調します。『足の相談室』を通じて、少しでも多くの方が痛みから解放され、健やかな歩行を取り戻せるようサポートを続けていきます。また、オンライン相談と外来診療がシームレスに連携することで、遠方にお住まいの方にも質の高い情報を届けることが目標です。さらに、海外の足病医や研究機関とも協力し、足病学の普及と予防医療の啓発を進めていく考えです。
【医院情報】
医療法人社団輝幸会 足のクリニック表参道
所在地:東京都渋谷区神宮前6‑28‑6 キュープラザ原宿7階
理事長・院長:桑原 靖
設立:2013年
足のクリニック表参道公式サイト
Instagram